就活の際に、エントリーシートに教員免許を書くべきかどうか迷っている就活生は少なからずいるかと思います。
僕は、教職課程を就活のネタに使用した経験があります。ですので、就活を行なった自分の就活体験をもとに、今回の記事を書いていきます。
また就活も24卒と比較的最近なので、情報も最新なので、より多くの人に参考になると思います。
今回の内容を読む前に、有益な情報が3つございます!
ここだけはおさえたい!!
教育業界ではない業界で、教職課程をアピールするべきか?
教育業界でも教職課程をアピールするのは注意!
・就活エージェント
就活のプロが企業紹介・書類添削・面接対策〜内定まで、完全無料でサポート
❶キャリアパーク就職エージェント(最短30日で内定も取れる)
❷レバテックルーキー(ITエンジニア就職に特化したエージェント)
・自己分析、スカウトアプリ
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- 就活プロフィール
- 教育業界を考えていない人はエントリーシートに"書かなくていい"
- 教職課程を就活のネタにするなら
- 教職課程を履修している学生の就職先
- 教育業界を目指している方でも注意!
- 最後に
就活プロフィール
最初に、就活状況をお見せいたします。
- 24卒就活生
- 情報の教員になりたい
- 教育業界を志望 =民間の教育企業と学校法人に応募
- 内定 1校
- 内々定 2社
- 最終選考落選 1社と1校
- 二次選考落選 2社
- ES落選 2校
- 辞退 2社
教育業界に絞って就活をしていたのがわかっていただけたかと思います。
学習塾は大手企業から非上場企業、全国型から地域密着型まであらゆる形態での企業を就活しました。また、学校法人もスポーツ強豪校から宗教系学校まで幅広く受けております。
また、就職活動の視点のみらず、実際に働いている方からの意見も取り入れながら記事を書いております。
教育業界を考えてない人はエントリーシートに"書かなくていい"
僕の経験上、序盤の選考(主に1, 2次選考)は履歴書などのエントリーシートをもとに、面接を行っている様子でした。
ですので、エントリーシートに自分自身の情報を書くことは、どの面接官が相手でも、書かれている内容に対して、回答を用意する必要があります。
つまり、エントリーシートに書くということは、面接官に「質問してください」と言っているようなものです。
僕も学校法人と企業どちらも選考を受けていたので、学校法人ならまだしも、企業で教員免許をアピールするのは地雷の可能性が高いです。
理由は「なぜ教員にならないのですか?」という質問をほとんどの企業から受けるため、そこでしっかりとした回答がないと「芯がしっかりしてないな」とか「なんでエントリーシートに書いてるんだ」と疑問をもたれる結果になります。
要するに、誤解を企業側に与えてしまう可能性があります。
誤解の内容でいうと、一部の業界や採用担当者には、教職課程を履修していると教育業界以外に興味がないと見られる可能性があります。
そういった自分に不利な状況をつくらないという意味でエントリーシートに教職課程を行なっていることを書かないのも一つの手だと僕は思います。
ですので、無理に教職課程を行なっていることを面接官やエントリーシートに書く必要はないです。
僕が就活時に回答していた「なぜ教員にならないのですか?」もご紹介します。参考になれればと思います。
私が教職員にならなかった理由は、学校教育だけでは生徒の悩みやニーズに答えることができないケースがあるためです。コロナ禍でのオンライン授業において、公共教育機関だと法整備などで教育設備を整えるのに時間がかかる一方で、企業はそうした問題にあらゆるデータを駆使し、解決しようとするスピード感が非常にはやいところに魅力があります。
しかしながら、現在取り組んでいる免許取得においては、企業という視点で取り組んでいるため、教育現場の立ち位置を見落としてしまう懸念があります。私は学校教育の本質やその環境にいる生徒をしっかりと理解するために、時間やコストをかけてまでしっかりとそうした取り組みに向き合うべきだと考えています。
→企業と学校の差別化を図りつつ、現状、履修している教職課程にも正当な理由があるというのを伝えています!
教職課程を"就活のネタ"に使うなら
教職課程を教育業界以外で使用したい場合なら、キッカケ作りに盛り込んでしまうのが一番手軽です。
例えば、始めは教育業界を志していたが、教育実習中に人の課題を解決することが根本的にやりがいを感じることに気づき、コンサル業界を志望するようになったというキッカケ作りにする方が、独自性のある志望理由になる可能性は高いです。
コンサル業界への志望動機を作ってみたので参考にしてみて下さい。
私はもともと教育業界を志望し、教職課程を履修してきました。しかし、教育実習で学校組織の多角的な課題に直面し、その解決に非常に興味を持ちました。この経験が、コンサルティング業界への関心を高めるきっかけとなりました。
コンサルタントとして、教育だけでなく多様な業界の課題に戦略的な解決策を提供したいと考えています。教職課程での学びが、広範な問題解決に役立つスキルとなると信じています。(290文字)
このように違和感なく、志望動機のキッカケに盛り込むことができたかと思います。
他にもキッカケ作りにできる教職課程でのスキル・経験はありますので、参考にしてみて下さい。
・スキルの転用:
教職課程で得たスキル(コミュニケーション、リーダーシップ、問題解決能力など)が他の業界や仕事にどう役立つのか具体的に説明する。
・幅広い視野:
教職課程で得た多角的な視点や多様な教育課題への理解が、他の業界でも通用する柔軟な思考力を持っていることの証明として引用する。
・人間理解:
教職課程での学びが、人々の動機や行動、成長の過程を理解する力につながっていると強調する。
・問題解決能力:
教育実習やプロジェクトを通じて得た実践的な問題解決能力を、新しい業界の課題解決にも応用できるという点を強調する。
教職課程を履修している学生の就職先
キャリアパーク就職エージェントが掲載している教職課程の中でも、教育学部を対象とした就職先では、以下のような結果がありました。
この結果から、僕はいくつかのことが言えると思います。
・スキルの汎用性:
教育学部で習得するスキルは教育という特定の分野に限らず、多くの職種や業界で有用であることがわかる。
例えば、コミュニケーション力、問題解決能力、チームワークなどは、どのような職種でも求められるスキルであること。
・社会的ニーズ:
人材サービス企業やコンサルティング企業への就職が見られることは、教育や人材開発に関する専門性が多くの企業や組織で求められている可能性がある。
通信・情報企業への進出は、現代の教育がテクノロジーと密接に関わっていることが反映されていることにつながる。教育テクノロジーが進化する中で、教育学の専門知識を有する人材がIT分野で活躍する道も広がっている。
つまり、教職課程をいかに他の業種・業界につなげられるかという点をしっかりと考慮することで、教職課程を"就活のネタ"として、扱うのは不可能ではないということになります。
他にも、教育系を就活のネタとして使えるのは「塾のアルバイト」です。
こちらは実際に就活で「塾のアルバイト」をガクチカとして使った僕の体験談が元になっているので、信憑性がより高いです。
そちらの方も見てみたいと思った方は、下の記事です!
教育業界を目指している方でも注意!
特に教育業界の企業では、学校法人と採用状況が異なるため、生徒の前で教科を指導するときは、教員免許が不要な場合が多いです。
にもかかわらず、僕は必ず「教員免許取得見込み」をエントリーシートの資格・免許欄に書いていました。
理由は、これを書いたほうが教育業界の志望度合いが高いことをアピールできると考えたからです。
企業の反応は、やはり、そのことにについてよく質問を受けました。
一番多い質問は「なぜ教員にならなかったの?」という質問でした。これは来ることが想定できていた質問だったので、僕は回答を用意しており、すぐに答えることができました。
一方で、予想外だったのが、取得予定の教員免許が「高校数学」と「高校情報」だったことや、学部が情報学部といったこともあいまって
次に多い質問としては、「その経験が、うちのどこで使えるの?」と質問されるケースがありました。
いま思えば、情報と教育であれば、ICT教育のサービス発展に関わりたいという内容であれば、学部の系統や教職課程は、まだ理由になると思います。
しかし、その当時の会社内でやりたいことは塾の講師や運営スタッフを希望していたので、人事にとっては、やりたいことが定まってない人だなと思うのもムリはなく、この質問の意図も理解できます。
まとめると、教育業界の企業は、教員免許が不要なところが多いからこそ、「教員免許取得見込みであること=教育業界の志望度合いが高い」と安易にイメージするのは、少し考える必要があります!
ですので、教育業界だからと言って、エントリーする際に教職課程を履歴書に書くかについては、なぜそれを履修しているのかの理由を明確にできるのでれば、問題ないと思います。
「なぜ教員にならないのか?」という質問にはしっかりと答えられるように準備は怠らないでください!
・就活エージェント
就活のプロが企業紹介・書類添削・面接対策〜内定まで、完全無料でサポート
❶キャリアパーク就職エージェント(最短30日で内定も取れる)
❷レバテックルーキー(ITエンジニア就職に特化したエージェント)
・自己分析、スカウトアプリ
完全無料で簡単に自己分析ができて、企業から直接オファーも届く
❶キャリアチケットスカウト(5つの質問に回答し自己分析できる、自己PRやガクチカ作成も簡単)
❷dodaキャンパス(契約企業は大手からベンチャーまで7,600社以上、登録学生は約87万8000人)
❸【LAPRAS(ラプラス)】(プロフィール入力後、自分の市場価値がすぐにわかる)
最後に
教育業界や教育業界以外で、教職課程をアピールするときは細心の注意を払って、エントリーシートや面接に挑むようにして下さい。
ひとつでも企業側が疑念を抱くようなことがあれば、就活での努力は無駄に終わってしまいます。気をつけましょう。