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書類選考突破率8割以上!ES用や面接用の"ガクチカ"は5つのステップで書ける!

今回の記事では、ESだけではなく面接でも使える"ガクチカ"の書き方になります。

就活生なら誰しもこの課題は乗り越えたいですよね。

 

ポイントは、5つのステップをしっかりと踏まえることです!

そうすれば、より独自性のあるこだわったガクチカを作成することが可能です。

 

この記事の内容で鍛えられるスキルは、以下の内容です。

  • 抽象力(文章で何を言いたいのか?)
  • 論理的な文章の書き方
  • 結論ファーストの重要さ

 

しっかりと熟読することをオススメします。

 

 

今回の内容を読む前に、有益な情報が2つございます!

これだけはおさえたい!!

"ガクチカ"の書き方は5つのステップで書ける!
書類選考突破率80%以上の元就活生が教えるからこそ、説得力がある

 

 

 

[作成者:ます]
文系から情報科教員(来年勤務)

教員免許取得中 / 科目等履修生
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!

 

 

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目次
  1. 就活プロフィール
  2. ガクチカ
    • ガクチカとは
    • ガクチカってどう書くの?
      • STEP1自分が取り組んだこと(簡潔に)
      • STEP2問題の発見
      • STEP3自分が取り組んだこと(少し具体的に)
      • STEP4取り組んだ結果
      • STEP5今までの流れを考察
  3. 最後に

 

就活プロフィール

最初に、就活戦績をお見せいたします。

 

本選考の戦績
就活プロフィール

・24卒就活生

・情報の教員になりたい

・教育業界を志望 =民間の教育企業学校法人に応募

結果

・内定 1校

内々定 2社

・最終選考落選 1社と1校

・二次選考落選 2社

・ES落選 2校

・辞退 2社

 

以上より

ガクチカが問われるESや一次選考を約8割以上突破していることになります。

 

この観点からでも、しっかりとお役に立つものだと私は確信しております。

 

少し補足ですが、ES落選の2校は「学校法人」で自分の肌感覚、学校法人の方が就活難易度のレベルが高かった感じでした。

 

ガクチカの基本知識をおさえよう!

ガクチカとは

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」を略した就活では有名なワードです。

その名の通り、学生時代に力を入れたこと・頑張ったことをアピールする項目です。

 

基礎知識として、ガクチカエントリーシート(ESとも言う)や面接では、必ずと言っていいほど聞かれる内容です!

 

実際に僕も10社受けたら、8社は面接で聞かれる、もしくはESに記入させるところが多かったです。

 

さて、なぜガクチカを企業側が聞くのか、その主な意図を下にまとめてみました。

 

継続的な力を発揮:

入社後も継続して力を発揮してくれるかを知りたい。

 

成果を出すための努力:

成果を出すためにどんな努力をしたのか、努力の過程を知りたい。

 

責任と障壁克服の姿勢:

応募者がどれだけ責任を持ち、困難を乗り越える姿勢を持っているかを知りたい。

 

リーダーシップとチームワーク:

リーダーシップやチームワークを発揮した経験を通じて、職場でのポジションや動きを把握したい。

 

要は、ガクチカは企業にとって学生の人物像を把握するために欠かせない要素のひとつとして問われるということです。

 

僕もこの質問を受けました。

その後が重要で、そこから深掘りする質問があり、実際の業務を想定した内容がちらほらありました!

 

 

ガクチカってどう書くの?

ガクチカは、特にエピソードに詰まることが多いです。

ですので、自分自身がいまできることを取り組んでいきましょう。

 

 

その際に、オススメしたいのが「型を整える練習」です。

 

なぜ、オススメなのかという理由は2つあります。

  • エピソードがふと思いついた時に論理的に書くことができる
  • 話し言葉に変換しやすくする(=面接用)

 

 

私は、以下のような流れを意識していました。

 

 

例文を挙げて、ステップごとに説明します。

STEP1 自分が取り組んだこと(簡潔に)

面接やESで「あなたは学生時代に打ち込んできたことはなんですか」と問われている場面になるので、まずは「結論」から先に述べましょう

 

そして、とにかく簡潔に!

 

例文

私は卒業研究で、地元のブランディング力を高めるプロジェクトを行った。

 

言うなれば「好きな食べ物はなんですか?」と質問しているのに食べ物ではなく、「ゴルフです。」とかトンチンカンな回答をするような基礎的な対話ができない人は、選考では落とされる可能性は十分にあります。

 

簡潔に伝えないと、聞き手が重要なポイントを見失ったり、理解するのに時間がかかる場合があります。

 

就活生への印象がぼやけるきっかけになります。

 

そして、メッセージが冗長であると

あなたが伝えたいこと、行動を促したいこと、または他者に理解してほしいことが明確でなくなる可能性があります。

 

POINT

Whatで聞かれているので、「〇〇を取り組んでいました」「〇〇をしていました」などのように答えるのがベストです。

 

 

STEP2 問題の発見

ここでは「なぜその取り組みを行うようになったのか」のキッカケを書きます。

 

僕は「なぜその取り組みを行なったのか」の問いかけが本当にキライでした。

 

理由は、漠然で、イメージしずらいからです。ですので、最初ガクチカを書くときは本当に苦労しました。

 

 

そのため、別の方法で僕は対処することにしました。

それは「どんな問題がそこにあったから、その取り組みをしたのか」という視点の変換です。

 

例文

私は特に地域のブランディングが低いと感じ、それが地元の経済発展や若者の流出などの問題に繋がっていることを感じていた。

卒業研究を通じて地域ブランディングの向上に取り組むことで、地元のコミュニティをサポートし、その将来性を最大化したいと考えた。

 

アクションを起こす理由は、「現状改善」が根底にあると思います。

 

ですので、「なぜその取り組みを行なったのか」と聞かれたり、自分で答えを探そうとするときは、「どんな問題がそこにあったから、その取り組みをしたのか」と変換して答えていました。

 

POINT

「なぜその取り組みをしたのか」だと、少し漠然とした感じなので、イメージしずらい。

→「どんな問題がそこにあったから、その取り組みをしたのか」と変換すると問題点を探すことに集中するため、イメージ化しやすい

 

 

STEP3 自分が取り組んだこと(少し具体的に)

問題点を洗い出せたら、具体的にどのようにアプローチをしたのかを書きましょう。

 

箇条書きでもいいのです!

実際に自分が行動した内容を書き、ある程度書き終えたら、抽象化をしてみましょう。

 

要は、そこから言えることをまとめるのです。

 

例文

そこで私は地元の特性を活用し、地域の伝統、文化、自然環境を強調する戦略を立て、地元の人々とのインタビューや市民のワークショップをするなど地元の人々の視点を取り入れた。

 

まとめるのが苦手というときは…
  1. 人と一緒に話し合ってみる
  2. 「chatGPT(もちろん無料版)」の活用する

 

自分の就活時に

chatGPT 3.5(無料版)を使用しましたが、結構いい感じの文章に仕上がりに!

 

言葉に詰まる時間って本当にもったいないです。

そうした状況にも、かなり有能です!

 

POINT

「具体的にどのようなアプローチをしてきたのか」をまとめる

実際に自分が行動した内容を「箇条書き」。

まとめるのが苦手という方は人に聞く、もしくは「chatGPT」を活用する。

 

STEP4 取り組んだ結果

取り組んでみて「どのような結果が得られたのか」を書いてみましょう。

 

結果の書き方は

具体的な数字などの客観的なデータを示すことが大事です

 

あなたが聞き手なら「かなり増加した」と「2倍増加した」であれば

どっちらの方が伝わりやすく、印象に残りやすいでしょうか。

 

もちろん、後者ですよね。

僕も、ここは徹底してきました。

 

 

具体的な数字などを書けない場合は

"以前との比較し、変化した点を強調する"ことを心がけてみましょう。

 

 

例文(具体的な数字が書ける)

結果、ブランディングは地域の認知度を上げ、観光客が前年度よりも1.5倍増加させることに成功した。

 

例文(具体的な数字が書けない)

私たちのブランディング戦略は地域の見え方を変え、観光客と地域民とのつながりを強くしたことや地元企業の成長を促すなど、ポジティブな影響をもたらしました。

 

 

結果が出なかったり、失敗した経験なら

心当たりがあるという方も少なからずいるのではないでしょうか。

 

それは「ガクチカがない」と感じる方の要因のひとつだと考えています。

 

そうした例も挙げましたので参考にしてみてください。

ここはSTEP5で詳しくやります。

 

 

例文(結果が良くない・失敗した)

結果は、私たちのブランディング戦略は期待したほどの効果をもたらすことができませんでした。地域の見え方を変えることはできたものの、それが具体的な観光客の増加や地元企業の成長を促進するという目標達成には結びつきませんでした。

 

POINT

結果は「具体的な数字を提示する」ことで聞き手がイメージしやすくなる。一方で、具体的な数字がない場合は、以前との比較し、変化した点をまとめてみましょう

 

 

STEP5 今までの流れを考察

今まで書いてきた「一連の流れから何が言えるのか」を書いていきます。

 

特に「何を自分が学んだのか」を書くことのがベストです。

 

取り組んできた内容から結果まで、自分に起きた変化・影響は、仕事をするうえでどのような働き方をして、それをどう感じるかを人事は見ています。

 

ですので、STEP5は就活生のことがわかる最後のアピールポイントだと思ってください!

 

 

就職エージェントから、結果以降の流れはよく整理した方がいいと念押しされたことがあるので、就活時はSTEP4同様、STEP5もかなり深く考えて作りました。

 

日本企業の人事では、ガクチカのプロセスにおいて「人となりや特徴が表れているかどうか」が重視されます。

 

面接官からの質問は、経験を通じて自己の思考や考えを示すことを期待されていることが多いです。

 

要は、結果が出なかったり失敗した経験で何を学んだのか、あるいは自分をどう変えたかというプロセスもあなた自身を判断する材料なのです

 

step4でも失敗した内容を書いてほしいと伝えたのは、これが理由です。

 

 

例文(結果がうまくいった)

この経験から、ブランディングの力と、地元の人々の視点の重要性を学び、ブランディングのプロセス全体のスキルと知識を磨くことができました。

 

例文(結果がうまくいかなかった)

私たちのブランディング戦略は予想通りの効果を発揮しなかった。それが観光客の増加や地元企業の成長に結びつかなかった経験から、地域ブランディングの難しさとそれが具体的な経済効果をもたらすためには広範な知識と多様な関係者との協力が必要だと学びました。

さらに、この失敗は挑戦と学びの価値を理解させ、どんな困難にも自己反省と改善のための行動を続ける強さを身につける機会となりました。

 

 

POINT

一連の流れから何が言えるのか(=何を自分が学んだのか)を書く。

ガクチカにおいて、プロセスが問われる理由は「人となりや特徴が表れているかどうか」を人事は判断したいから

 

 

最後に

ES用や面接用の"ガクチカ"の書き方は5つのステップで書けるというのがお届けできたかと思います。

あとは、実践あるのみ!