教育業界の面接で聞かれる質問って、気になる方も多いと思います。
そうした際に、就活サイトで内定が出ている就活生のコメントをみたり、内定実績のある志望動機や面接の様子をリサーチをすることは、ごく当たり前になってきています。
僕も教育業界を就活していた際に、そうした情報を知るべく、就活サイトの登録をし、「面接で聞かれた質問」や「面接の雰囲気」を確認してみました。
今回は、実際に就活をしてみて、教育業界の面接で聞かれた質問を分析してみました。教育業界を志望するかもしれないという方には、オススメの内容です!
・就活エージェント
就活のプロが企業紹介・書類添削・面接対策〜内定まで、完全無料でサポート
❶キャリアパーク就職エージェント(最短30日で内定も取れる)
❷レバテックルーキー(ITエンジニア就職に特化したエージェント)
・自己分析、スカウトアプリ
完全無料で簡単に自己分析ができて、企業から直接オファーも届く
❶キャリアチケットスカウト(5つの質問に回答し自己分析できる、自己PRやガクチカ作成も簡単)
❷dodaキャンパス(契約企業は大手からベンチャーまで7,600社以上、登録学生は約87万8000人)
❸【LAPRAS(ラプラス)】(プロフィール入力後、自分の市場価値がすぐにわかる)
今回の内容を読む前に、有益な情報が3つございます!
ここだけはおさえたい!!
実際に面接で聞かれた"質問内容"を分析
教育業界なら必須の用意すべき質問を掲載!
面接対策ならchatGPTを使おう!
- 就活プロフィール
- 利用していた就活サイト
- "教育業界の面接"をまとめてみる
- 面接(序盤)
- 面接(役員)
- 面接(最終面接)
- 質問の回答はどこまで用意すべきか
- 面接官の質問が全然思いつかないときは「chatGPT」を使おう!
- 雛形
- 雛形を使った例
- 面接官を「役員」にしてみる
- 最後に
就活プロフィール
最初に、就活戦績をお見せいたします。
巷で見るような大手企業に複数内定!とかではなく、普通の企業に内定をもらった僕を参考にしてもらえば、客観的なあなたの立ち位置がわかると思います。
・24卒就活生
・情報の教員になりたい
・教育業界を志望 =民間の教育企業と学校法人に応募
以上より、分析してみるとガクチカが問われるESや一次選考を約8割以上突破している形になります。
利用していた就活サイト
僕が主に利用していたのは、以下のサイトです。
特に利用していたのは、就職会議でした。
理由は、『本選考体験記』と『就活速報』の機能が、とても参考になったからです。
参考になったポイントを下にまとめると
- リアルタイムで就活生が選考に通過・落選などがわかる
- ユーザーが多いことや選考ごとに分けてるので、どんな選考だったのか全体像が見えやすい
こちらは、比較的、新しい情報がのっているイメージです。
- 就活生の書類選考から内定までのプロセスが詳細に記載!
- 「企業研究」の項目もあったので、自分の就活力UP!
掲載された情報は、詳細な情報かつ、運営の厳重なチェックを受けているので、かなり安心してみてました。
ただ、こうしたしっかりした項目ほど、比較的、古い情報があるので注意です!
こうした機能を駆使して、「教育業界の面接で聞かれる質問」だけではなく、志望動機やエントリーシートを完成させていきました!
一方で、学校法人の情報ものっていますが、大学附属や転勤がある学校法人が多くある印象です。ですので、就職会議は民間企業の選考で利用していました!
"教育業界の面接"をまとめてみる
教育業界では、どのような質問があったのか。
ここでは、僕が選考を受けた企業(7社)を通して、以下のポイントにまとめました。
- 面接(序盤)
- 面接(役員)
- 面接(最終面接)
面接(序盤)
一番多かった質問は、以下のものでした。
「弊社を志望した理由は?」
「教育業界を志望した理由は?/ 就活の軸は?」
「学生時代に打ち込んだことはなんですか?(ガクチカ)」
「あなたの強み・弱みはなんですか?」
「なぜ教員をやらないの?」
「周りの人からどんな人と言われる?」
「他に受けている企業はありますか?」
「何か質問はありますか(逆質問)」
あとは、僕が質問に回答した内容に対して、面接官から、さらに深掘りした質問が続いたというカタチになります。
企業理念や教育理念を聞かれることはなかったです。
また、その企業が独自に行っている内容やイベントがありました。
例えば、ロープレをさせたり、選考には関係ないグループディスカッションをさせたりとすごい個性的な選考もありました!
こうしてみると最初の面接では、以下の特徴があります。
- エントリーシートの内容から面接官が質問を考えている
- 就活生自身のことを深掘りする
- 志望する企業と就活生との繋がりの確認している
あくまでも、就活生の人となりをしっかりと知ろうしている印象を受けました。
ちなみに、「教員免許を取得中」と履歴書に書いたら、「なぜ教員をやらないの?」を100%聞かれます。
自分がエントリーシートに教員免許を目指していることを書いている企業と書かなかった企業で比較しています。
ですので、ほぼ間違いなく、履歴書を見て、質問を考えている感じがありました!
面接(役員)
一番多かった質問は、以下のものでした。
「弊社を志望した理由は?」
「学生時代に打ち込んだことは?(ガクチカ)」
「弊社の一員になったら何をしたいか」
「集団授業と個別授業の違いはなんですか?」
「学習塾と学校法人の違いってなんですか?」
「他に受けている企業はありますか?」
「何か質問はありますか(逆質問)」
役員面接では、経営視点が備わっているかの質問が多くなりました!
その例で言うと、「弊社の一員になったら何をしたいか?」、「2〜3年後のキャリアプランを教えて」、「○年後、あなたはどうなっていたいですか」という質問をよく頻繁に耳にしました。
この質問には、主に3つの意図があると思います。
- 信念や目標を持っているのか
- マクロ的な視野で見れるのか
- 会社のことをどこまで調べているのか
具体的に分析すると
面接官は以下のように詳細に分析している可能性があります!
・信念や目標を持っているのか
就活生に「就活生なりの意見や目標」を持っていること
・マクロ的な視野で見れるのか
就活生の回答に経営視点で重要な『広い視点(マクロ的な視点)』があること
・会社のことをどこまで調べているのか
会社でやりたいことを通して、『どんな部門/部署があり』、『提供しているサービスが何か』などを理解していること
実際に、この質問を受けて、自分なりの回答を出しましたが
そこから面接官に、さらに深掘りされた印象なので、質問の意図は妥当だと思います!
面接(最終面接)
一番多かった質問は、以下のものでした。
「弊社を志望した理由は?」
「学生時代に打ち込んだことは?(ガクチカ)」
「弊社の一員になったら何をしたいか」
「うちは〇〇だけど大丈夫?」
「他に受けている企業はありますか?」
「何か質問はありますか(逆質問)」
最終面接では、役員面接や序盤に行った面接の内容を踏襲しているカタチでした。
今までの面接で回答した内容を確認程度に聞いている、あるいは経営者の長として、一緒に働きたいかどうかを人となり込みで見ている可能性があります。
ちなみに、この「うちは〇〇だけど大丈夫?」の質問項目が気になった方も多いと思います。
「うちは〇〇だけど大丈夫?」の例を挙げると
「全国に店舗あるけど転勤大丈夫?」
「授業はできない職種だけど大丈夫?」
「希望通りに配属されるとは限らないけど大丈夫?」など
この質問の意図は、単純に入社してから「全然違うじゃん!」とミスマッチが起こらないように、就活生への配慮した質問になります。
ですので、就活生と企業との意思疎通ができる最後の場なのです。
よって、全国転勤の職種なのに「転勤できません」とか、授業できない部門に応募しているのに「授業したいです!」とか、訳わからないことを言うと、本当に落とされます。
あなたが面接官の立場になってもわかると思います。「なんで、うちの選考受けに来たんだよ(笑)」となります。
最後まで、しっかりと一貫性を持った回答を用意する必要があります。
質問の回答はどこまで用意すべきか
結論から言うと、どの業界でも聞かれる質問は絶対に用意し、暗記した方がいいです。
暗記するべき理由は、面接の形態が、オンラインもありますが、最終面接に近くなるにつれて、対面での面接を行うことが多いからです。
ですので、そのための下準備は欠かせません。
教育業界のみを受けるのであれば、以下の質問は用意するべきです!
- 「自己紹介をお願いします(1分以内)」
- 「弊社を志望した理由は?」
- 「教育業界を志望した理由は?/ 就活の軸は?」
- 「学生時代打ち込んだことは?(大学生.ver)」
- 「学生時代打ち込んだことは?(高校生.ver)」
- 「弊社の企業理念は?教育理念は?」
- 「弊社の一員になったら何をしたいか」
- 「集団授業と個別授業の違いはなんですか?」
- 「学習塾と学校法人の違いってなんですか?」
- 「あなたの強み・弱みはなんですか?」
- 「なぜ教員をやらないの?」
- 「周りの人からどんな人と言われる?」
- 「他に受けている企業はありますか?」
- 「何か質問はありますか」
- 「何か質問はありますか(経営視点の質問を考える)」
以上の質問は、僕が面接で経験した質問でもあり、就活サイトでもよく挙がっている質問項目です。
このような質問項目に対しての自分の回答に面接官だったら、どのポイントに食いつくか予想し、その回答を考えるといいです!
要は、「深掘り質問対策」です。
ただ、ここは面接官によっても違うので、用意したのに使わなかったというケースもあります。
ですが安心してください。それでいいのです!
深掘りの対策というのは、面接官が「興味のあること」や「疑問に思ったこと」に答えられないなどの最悪のケースが起きないように対策するものなので、それが起きないというのは、そこまで気にしなくて良かったんだと、少し安心できることでもあります。
ただ、面接官が「興味のあること」や「疑問に思ったこと」ってどんなのがあるかわからないという方はいると思います。
そこで、次の項目です!
面接官の質問が全然思いつかないときは「chatGPT」を使おう!
もし、質問が思い浮かばない場合は、chatGPTを利用しましょう!
無料版でも「聞かれそう〜」みたいな内容があるので、役に立つと思います。
それでは質問が思い浮かばないときのchatCPTの使い方を教えます。
雛形
chatCPTに記載する文章を下に記します。
下にある( )は自分が書くところです。次項では、この雛形を使った文章を、実際にchatGPTに聞いてみます。
あなたは、民間の教育企業の面接官です。
今から記載するのは「(面接官の質問文)」という質問に就活生が回答した内容です。
「自分が考えた回答文」
あなたはどんなことが気になり質問したいですか?
いくつか挙げてください。
雛形を使った例
面接官からの質問文:
あなたはなぜ教員にならなかったのか?
自分が考えた回答:
私が教職員にならなかった理由は、学校教育だけでは生徒の悩みやニーズに答えることができないケースがあるためです。
コロナ禍でのオンライン授業において、公共教育機関だと法整備などで教育設備を整えるのに時間がかかる一方で、企業はそうした問題にあらゆるデータを駆使し、解決しようとするスピード感が非常にはやいところに魅力があります。 しかしながら、現在取り組んでいる免許取得においては、企業という視点で取り組んでいるため、教育現場の立ち位置を見落としてしまう懸念があります。
私は学校教育の本質やその環境にいる生徒をしっかりと理解するために、時間やコストをかけてまでしっかりとそうした取り組みに向き合うべきだと考えています。
入れるとこんな感じ↓
それでは、chatGPTの回答を見てみましょう。
回答結果から、使えそうなものと使えなさそうな文を取捨選択していただけると幸いです。
就活におけるchatGPTの有用性が伝わっていただけたらと思います!
面接官を「役員」にしてみる
ちなみに、面接官の立場を『役員』にしてみます。
それでは、chatGPTの回答を見てみましょう。
少しばかり経営視点に関する質問もちらほらあると思います。
志望理由書などの質問項目にも使えるので、ぜひ試してみてください。
最後に
質問内容というのは、やはり選考当日を迎えないとなんとも言えないのが現状です。
そうした中でも、自信を持って面接に臨めるようにこうした記事を発信しますので、何卒よろしくお願いします!