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教育業界/教員を目指している方、現職の方向けに有益な情報を発信!

【教員免許】科目等履修生って何?イメージと現実を2年間の経験をもとに解説![通信制・スクーリング・就活]

大学を卒業したけど、社会人から教員になれるのかな。大学院生だけど、教員になれるのかな。

あるいは教員免許持ってるけど、他の教科もとれないかな。

 

こんな悩みを抱えている方に!

「科目等履修生」という制度があるのはご存知でしょうか。

 

実は、教員免許は学部生(大学在籍中)だけではなく

大学卒業後でも取得することが可能なのです。もちろん、社会人や大学院生でもです!

 

それを可能にするのが『科目等履修生』という制度なのです。

 

実際に、僕は教員免許を取得するために、2022年から2024年の2年間にわたって、北海道情報大学(通信制)の科目等履修生をしてました。

 

そして無事、2つの教員免許を取得がかなったわけです!

 

今回は先ほど紹介した『科目等履修生』とは何なのか。

実際に通信制大学で2年間やってみた経験も織り交ぜながら、お伝えします!

 

今回の記事では、以下の内容をご紹介します。

  • 科目等履修生とは何か
  • 実際に「働きながら勉強」は可能か
  • 科目履修生になったときの注意点
  • 科目等履修生は就活時にどう思われるのか
  • 他教科の教員免許も取れるのか

 

 

[作成者:ます]
文系から情報科教員(4月勤務)

塾講師6年目 / 2023年度 第1志望校合格率 "71.4%"達成!(難関校合格あり)
高校数学・情報の教員免許取得!(元 科目等履修生[2年間])
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!

 

目次
  1. 科目等履修生とは
    • 科目等履修生とは
    • 種類について
    • 聴講生とのちがい
  2. 実際に科目履修生になってみてイメージと現実を比較してみた!
    • 「働きながら学べる!」というのは可能か
    • 大学院生でも学べるのか
    • 科目等履修生は「学割」が適応されるのか
    • 科目等履修生は通信制のイメージだけど「スクーリングなし」ってどうなのか
    • 就活における「科目等履修生」のイメージ
      • 企業での就職活動
      • 学校法人での就職活動
    • 科目等履修生の期間を履歴書に書くべきか
    • 料金ってどれくらいかかるのか
    • 免許の申請ってどうやったのか
    • 「教育実習」が不足単位である場合について
  3. 最後に

 

科目履修生とは

科目等履修生とは

科目等履修生とは、大学に入学せずに、特定の科目を履修する学習者のことです。

これは「科目等履修生制度」ともいわれ、1991年7月1日の大学設置基準の改正により設立されました。

 

この制度は、大学入学資格を有する者を対象として、大学で履修した授業科目の単位を認定するものです。ですので、平常の学習や試験などにより評価され、合格すれば単位が修得できます。

 

つまり、社会人が教職課程(教員免許取得に必要な単位過程)を学べるのは、この制度のおかげといっても過言ではありません。

 

詳しくは「文部科学省『科目等履修生について』」でご覧いただけます。

www.mext.go.jp

 

 

つぎに『特定の科目』について、解説します。

種類について

科目等履修生には『特定の科目』を履修することができるとありましたが、それをグループ分けしてみるとわかります。

 

  • 資格取得目的(教職課程など)
  • 教養目的(聴講生など)

 

ですので、全体的にみると科目等履修生の種類は多くあると考えられます。

たとえば、学部科目履修生、教職課程科目等履修生、大学院科目等履修生など少し調べると名前は違えど、目的に合わせて教育機関のほうで学習環境を整えられていることがわかります。

 

つまり、自分は教員になるために教員免許が必要なので、資格取得目的の科目等履修生として、教職課程科目履修生をしていたことになります。

 

よって、なぜ科目等履修生をやるのか『目的』を明確化させることが大切です。

 

 

聴講生とのちがい

他サイトでも、聴講生と科目等履修生のちがいを言及しているところがありました。理由は、同一視されることがあるからです。

 

ですが、種類のほうでも説明しましたが、くくりは同じであっても性質が異なります!

 

  • 科目等履修生・・・単位取得を目的。その単位がないと資格がそもそも取れないなどの理由。[例:教員免許のための教職課程、学士取得(大学卒業)のための学部科目履修生 等]
  • 聴講生・・・教養UPや資格(教育機関の単位を必要としないもの[例:簿記 等])の勉強が目的。一般の方だけでなく、教授などが授業に来られるケースがあり。

 

大学生の際に、講義中に明らかに20代ではない学生(教授と同年代くらい?)を見かけた経験はないでしょうか。

その方が聴講生だった可能性はあるとおもいます!学ぶもの拒まず…。

 

日本の教育制度は未完全なものはあれど、そうした制度によって様々な方々の助けになっていると思うと感無量です。

 

現に、自分もその制度の恩恵を受けましたので、よりなおさらです。

 

 

実際に科目履修生になってみてイメージと現実を比較してみた!

ここから少し自分の体験談をふまえてをします。他サイトにある科目等履修生のイメージ像について比較しながらまとめたいと思います。

 

ここからは教職課程に関する科目等履修生についてです。

 

 

それではいきましょう!

「働きながら学べる!」というのは可能か

「社会人で科目等履修生になり、教員免許をとれます!」みたいな謳い文句があるとおもいます。

 

まず、現実として可能です!

なにより、自分が証拠ですね。そして、スクーリングをする機会があり、そこでも社会人の方が大半で「本当に自分以外にも社会人いるんだ!」と驚いたのが印象に残ってます。

 

なぜ、このようなリアクションをとったのかは当時、科目等履修生をする際の学校選びが原因でした。

 

こだわっていた学校選び

  • 塾講師をしながら科目等履修生したい(=働きながら資格取得希望!)
  • とにかくスクーリングをしたくない(=登校NG)
  • 自分のペースで勉強を行いたい!

 

ですので、教育実習以外はスクーリングをしたことがなく、『教職実践演習(教育実習の単位が取れたら選択可能)』で初めて通信制大学の学習者と顔合わせしたのです。

 

もちろん、家の近くにある通信制大学のキャンパスまで通って、単位取得を目指している社会人の方もいました。また、スクーリングの際に、有給休暇をつかって取得を目指している方もいました。

 

科目等履修生はこうした多岐にわたる学習方法を選べる環境を整えている教育機関が多いイメージです。本当に社会人に合わせた感じです!

 

 

大学院生でも学べるのか

僕が教職実践演習でスクーリングをした際に、大学院生の方が1人いらっしゃいました。その方は、福岡在住の方でした。

 

つまり、学ぶことが可能というのが結論です。

ただ、他大学で科目等履修生にならなくても大学院でも教員免許の取得は可能です。修士(大学院卒業)取得かつ特定の科目を履修することで『専修免許状』が得られます。

 

しかしながら、教職課程を設置していない大学・大学院もあるので、大学院に在籍しながら他大学で学習を図ったと推察できます。

 

まずは、教職課程が自分の大学院にあるのかどうかを確認してみよう。

 

 

科目等履修生は「学割」が適応されるのか

結論、学校ごとの科目等履修生の見解学割をきかせたい店側の判断によります。

 

僕の場合は学生証が1年ごとに発行・郵送されていたので、その学生証をお店の人(娯楽施設)に提示し、通常料金に学割の適応をしてもらったことがあります

 

一方で、明らかに見た目が大学生っぽくない人が提示したら、少しちがった結果になる可能性はあるとおもいます。

 

 

デメリットもご紹介します。

科目等履修生は、確かにその学校の学生です。しかし、厳密にいうと、入学試験をパスした学部生とは異なります。

 

理由は、「学士の学位取得(大学卒業)を目的としていない」という意味合いが科目等履修生のそもそも立ち位置です(=資格取得や教養上げが目的だから)。

 

ですので、電車などの交通機関は、大学側がそもそも学生証提示による通学定期の購入を禁止しているところがあります。また、そもそも学生証を配布しない学校もあります。

 

ですが、スクーリングを考えていない方は、このデメリットは心配なさそうですね。

 

 

科目等履修生は通信制のイメージだけど「スクーリングなし」ってどうなのか

実を言うと、ツラかったのが本音です。

自分のペースで学べるのは良いのですが、分からないことや質問したいことを共有できる学習者が近くにいなかったのが原因でした。

 

これまで大学には様々な『人』がいました。

そのなかには、「どの授業が楽単なのか」「カモ授業はどれか」「期末テストの過去問の入手」など学校生活の卒業のために必要不可欠だった人(同期、後輩、先輩など)がいたわけです。

 

上記はクズ的な発想です。一方で、「スクーリングなし」は一長一短であります。

場合によっては、単位取得のための定期テスト対策は勉強・課題も一人ですべて解決する必要がありました。

 

もちろん、授業担当の教員に質問することも可能でしたが、僕は教授という生き物が少し怖いイメージがあり(卒業した大学が原因)、なかなかそこに踏むことができませんでした。

 

学習を1人でやりきるのが心配と考えた方は、下のようにするのがオススメです!

 

  • 全授業をスクーリングにしてしまう
  • 自信がない授業だけスクーリングにしてしまう

 

僕は完全にひとりで乗り切りましたが、スクーリングなしというのも考えようです。

 

 

就活における「科目等履修生」のイメージ

それでは少し違った視点から科目等履修生を見ていきます。

 

特に学生必見!!

 

僕は教育業界で就活を行いました。

就職期間の過去1、2年前の大まかな流れを記載します。

 

  • 大学卒業後(2022年3月)、他大学で科目等履修生を開始。
  • 科目等履修生(2年目)の2023年4~7月が就職活動期間。

 

結論、会社と学校法人では聞かれる質問が全く異なりました。聞かれた内容は次のとおりです。

 

企業での就職活動

1位「科目等履修生ってなに?」

2位「教員はやらないの?」

 

そもそも「科目等履修生」にハテナが浮かんでいたというのが現実です。そして、その制度のことを説明すると「なら教員やらないの?」みたいな質問をしてきます。

 

もし自分が面接官でもしますね(笑)

 

やはり、教員の道を行こうとしている人が企業の選考受けていたら、驚くし警戒はされると思います。

 

学校法人での就職活動

1位「大学で教員免許を取れなかった理由は?」

2位「科目等履修生ってなに?」(あまり聞かれなかった)

 

企業とは違い、面接相手が教員ですので「科目等履修生」には寛容的な印象でした。

ただ、学校の授業をしっかりと受けてないのかな(性格に難あり)と思われるのも無理はないのかなと思います。

 

教育業界ではあるが、見ている視点が異なっているというのが伺えました。あくまでも自分の体験なので、ひとつのサンプルと思っていただけたら幸いです。

 

 

よければ、ほかの就活についての記事もありますので、ぜひ!

www.brain-a-campus.com

 

 

科目等履修生の期間を履歴書に書くべきか

場合によって、書いたほうがいいです。

一方で、書いたらボロが出る可能性もあります。

 

僕は実際に科目等履修生の期間を履歴書に記載しました

理由は、教育業界以外を考えていないからです。そして、空白だと大学卒業後に何をしていたのかをいちいち聞かれるのが面倒だったからというのがあります。

 

そもそも科目等履修生は、あくまでも資格取得や教養上げが目的なはずです。

自分の志望業界にその期間が志望する一貫性をもつ理由のサポートになるなら記載するべきです。

 

一方で、全く異なる志望業界なのにそれを書いたら、面接官から「教員はやらないの?」とか「教育業界行かないの?」とか用意しなくていい質問の回答を考えるのもツラいとは思いませんか?

 

 

料金ってどれくらいかかるのか

特定の科目を履修するので、入学試験をパスした学部生より、かなり費用は安いです!

 

入学金と授業料(教科書代除く)の合計において、自分の場合で比較してみます

 

  • 科目等履修生(2年間)・・・約38.5万円
  • 大学生時代(4年制大学の理系学部)・・・約561.4万円

 

科目等履修生を4年間やったとしても割安です。

 

なぜこのように安く費用を抑えらるのか。

それは、大学生時代で取りきれなかった不足単位分のみを履修するだけで良いので、履修する授業数などがそもそも少ないからこそ抑えられるのです。

 

また、科目等履修生は現職の教員やすでに教員免許を所持している方でも他教科の教員免許を目指せるというのもメリットです。

 

この機会にぜひ検討してみてください!

 

 

免許の申請ってどうやったのか

自分の場合は、個人申請でした。

一般的には、大学側が他の学生分もまとめて「一括申請」して、教員免許の取得ができます。

 

なぜ、自分が「個人申請」なのか。

理由は、僕が在籍していた北海道情報大学(通信部)の卒業生、あるいは正科生でないからというのものでした。

 

実は、これは科目等履修生を募集している他の大学も同じような流れでした。

これには共通して、複数の大学での単位を合わせるため、免許申請を個人でしなければならないというのが念頭にあると予想しています。

 

免許の申請にはの2つがあります。

 

  • 個人申請
  • 一括申請(在籍している大学が実施)

 

ですので、科目等履修生を考えていて、かつ自分の卒業校でない教育機関で教員免許を目指している方がいるのであれば、このことは注意してください!

 

 

「教育実習」が不足単位である場合について

科目等履修生を考えている人の中には教育実習を履修せず、卒業してしまったケースもあるでしょう。

 

ですが、現実、教育実習を大学で履修していない場合の方は科目等履修生として受け入れていない大学ががほとんどでした

 

もし教育実習の単位取得できる場合でも、入学後に条件がついている可能性があります。

 

現に、在籍していた北海道情報大学の場合は、教育実習を受講する前年度末までに教育実習受講資格を得る必要があったりました。

僕の場合は、教育実習を受講する前年度末までに教育実習受講資格を得て、在籍2年目で教育実習に行ったという感じです。

 

ですので、教育実習の単位を取りたい場合は学校の指示に従って、単位取得を目指してください!

 

一方で、すでに教員免許を所持している方で、他教科を目指す方はそういう意味ではかなり有利です。

しかしながら、高等学校の免許所持のみで中学校の免許を取得するなどの学年区分を超える場合には制限があります。

 

 

最後に

科目等履修生についての現実像はいかがでしたでしょうか。

僕は、科目等履修生にも一長一短あると考えています。そもそも社会人は多忙です。そのなかで勉強するというのもかなり計画を立てていくことが必要です。

 

あと「こんなのもあった!」と思い付いたものをこの記事にを答えられる範囲で随時反映させます!

 

今後ともよろしくお願いいたします。

書類選考突破率8割以上!ES用や面接用の"ガクチカ"は5つのステップで書ける!

今回の記事では、ESだけではなく面接でも使える"ガクチカ"の書き方になります。

就活生なら誰しもこの課題は乗り越えたいですよね。

 

ポイントは、5つのステップをしっかりと踏まえることです!

そうすれば、より独自性のあるこだわったガクチカを作成することが可能です。

 

この記事の内容で鍛えられるスキルは、以下の内容です。

  • 抽象力(文章で何を言いたいのか?)
  • 論理的な文章の書き方
  • 結論ファーストの重要さ

 

しっかりと熟読することをオススメします。

 

 

今回の内容を読む前に、有益な情報が2つございます!

これだけはおさえたい!!

"ガクチカ"の書き方は5つのステップで書ける!
書類選考突破率80%以上の元就活生が教えるからこそ、説得力がある

 

 

 

[作成者:ます]
文系から情報科教員(来年勤務)

教員免許取得中 / 科目等履修生
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!

 

 

就職に役立つ無料サービス5選!

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目次
  1. 就活プロフィール
  2. ガクチカ
    • ガクチカとは
    • ガクチカってどう書くの?
      • STEP1自分が取り組んだこと(簡潔に)
      • STEP2問題の発見
      • STEP3自分が取り組んだこと(少し具体的に)
      • STEP4取り組んだ結果
      • STEP5今までの流れを考察
  3. 最後に

 

就活プロフィール

最初に、就活戦績をお見せいたします。

 

本選考の戦績
就活プロフィール

・24卒就活生

・情報の教員になりたい

・教育業界を志望 =民間の教育企業学校法人に応募

結果

・内定 1校

内々定 2社

・最終選考落選 1社と1校

・二次選考落選 2社

・ES落選 2校

・辞退 2社

 

以上より

ガクチカが問われるESや一次選考を約8割以上突破していることになります。

 

この観点からでも、しっかりとお役に立つものだと私は確信しております。

 

少し補足ですが、ES落選の2校は「学校法人」で自分の肌感覚、学校法人の方が就活難易度のレベルが高かった感じでした。

 

ガクチカの基本知識をおさえよう!

ガクチカとは

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」を略した就活では有名なワードです。

その名の通り、学生時代に力を入れたこと・頑張ったことをアピールする項目です。

 

基礎知識として、ガクチカエントリーシート(ESとも言う)や面接では、必ずと言っていいほど聞かれる内容です!

 

実際に僕も10社受けたら、8社は面接で聞かれる、もしくはESに記入させるところが多かったです。

 

さて、なぜガクチカを企業側が聞くのか、その主な意図を下にまとめてみました。

 

継続的な力を発揮:

入社後も継続して力を発揮してくれるかを知りたい。

 

成果を出すための努力:

成果を出すためにどんな努力をしたのか、努力の過程を知りたい。

 

責任と障壁克服の姿勢:

応募者がどれだけ責任を持ち、困難を乗り越える姿勢を持っているかを知りたい。

 

リーダーシップとチームワーク:

リーダーシップやチームワークを発揮した経験を通じて、職場でのポジションや動きを把握したい。

 

要は、ガクチカは企業にとって学生の人物像を把握するために欠かせない要素のひとつとして問われるということです。

 

僕もこの質問を受けました。

その後が重要で、そこから深掘りする質問があり、実際の業務を想定した内容がちらほらありました!

 

 

ガクチカってどう書くの?

ガクチカは、特にエピソードに詰まることが多いです。

ですので、自分自身がいまできることを取り組んでいきましょう。

 

 

その際に、オススメしたいのが「型を整える練習」です。

 

なぜ、オススメなのかという理由は2つあります。

  • エピソードがふと思いついた時に論理的に書くことができる
  • 話し言葉に変換しやすくする(=面接用)

 

 

私は、以下のような流れを意識していました。

 

 

例文を挙げて、ステップごとに説明します。

STEP1 自分が取り組んだこと(簡潔に)

面接やESで「あなたは学生時代に打ち込んできたことはなんですか」と問われている場面になるので、まずは「結論」から先に述べましょう

 

そして、とにかく簡潔に!

 

例文

私は卒業研究で、地元のブランディング力を高めるプロジェクトを行った。

 

言うなれば「好きな食べ物はなんですか?」と質問しているのに食べ物ではなく、「ゴルフです。」とかトンチンカンな回答をするような基礎的な対話ができない人は、選考では落とされる可能性は十分にあります。

 

簡潔に伝えないと、聞き手が重要なポイントを見失ったり、理解するのに時間がかかる場合があります。

 

就活生への印象がぼやけるきっかけになります。

 

そして、メッセージが冗長であると

あなたが伝えたいこと、行動を促したいこと、または他者に理解してほしいことが明確でなくなる可能性があります。

 

POINT

Whatで聞かれているので、「〇〇を取り組んでいました」「〇〇をしていました」などのように答えるのがベストです。

 

 

STEP2 問題の発見

ここでは「なぜその取り組みを行うようになったのか」のキッカケを書きます。

 

僕は「なぜその取り組みを行なったのか」の問いかけが本当にキライでした。

 

理由は、漠然で、イメージしずらいからです。ですので、最初ガクチカを書くときは本当に苦労しました。

 

 

そのため、別の方法で僕は対処することにしました。

それは「どんな問題がそこにあったから、その取り組みをしたのか」という視点の変換です。

 

例文

私は特に地域のブランディングが低いと感じ、それが地元の経済発展や若者の流出などの問題に繋がっていることを感じていた。

卒業研究を通じて地域ブランディングの向上に取り組むことで、地元のコミュニティをサポートし、その将来性を最大化したいと考えた。

 

アクションを起こす理由は、「現状改善」が根底にあると思います。

 

ですので、「なぜその取り組みを行なったのか」と聞かれたり、自分で答えを探そうとするときは、「どんな問題がそこにあったから、その取り組みをしたのか」と変換して答えていました。

 

POINT

「なぜその取り組みをしたのか」だと、少し漠然とした感じなので、イメージしずらい。

→「どんな問題がそこにあったから、その取り組みをしたのか」と変換すると問題点を探すことに集中するため、イメージ化しやすい

 

 

STEP3 自分が取り組んだこと(少し具体的に)

問題点を洗い出せたら、具体的にどのようにアプローチをしたのかを書きましょう。

 

箇条書きでもいいのです!

実際に自分が行動した内容を書き、ある程度書き終えたら、抽象化をしてみましょう。

 

要は、そこから言えることをまとめるのです。

 

例文

そこで私は地元の特性を活用し、地域の伝統、文化、自然環境を強調する戦略を立て、地元の人々とのインタビューや市民のワークショップをするなど地元の人々の視点を取り入れた。

 

まとめるのが苦手というときは…
  1. 人と一緒に話し合ってみる
  2. 「chatGPT(もちろん無料版)」の活用する

 

自分の就活時に

chatGPT 3.5(無料版)を使用しましたが、結構いい感じの文章に仕上がりに!

 

言葉に詰まる時間って本当にもったいないです。

そうした状況にも、かなり有能です!

 

POINT

「具体的にどのようなアプローチをしてきたのか」をまとめる

実際に自分が行動した内容を「箇条書き」。

まとめるのが苦手という方は人に聞く、もしくは「chatGPT」を活用する。

 

STEP4 取り組んだ結果

取り組んでみて「どのような結果が得られたのか」を書いてみましょう。

 

結果の書き方は

具体的な数字などの客観的なデータを示すことが大事です

 

あなたが聞き手なら「かなり増加した」と「2倍増加した」であれば

どっちらの方が伝わりやすく、印象に残りやすいでしょうか。

 

もちろん、後者ですよね。

僕も、ここは徹底してきました。

 

 

具体的な数字などを書けない場合は

"以前との比較し、変化した点を強調する"ことを心がけてみましょう。

 

 

例文(具体的な数字が書ける)

結果、ブランディングは地域の認知度を上げ、観光客が前年度よりも1.5倍増加させることに成功した。

 

例文(具体的な数字が書けない)

私たちのブランディング戦略は地域の見え方を変え、観光客と地域民とのつながりを強くしたことや地元企業の成長を促すなど、ポジティブな影響をもたらしました。

 

 

結果が出なかったり、失敗した経験なら

心当たりがあるという方も少なからずいるのではないでしょうか。

 

それは「ガクチカがない」と感じる方の要因のひとつだと考えています。

 

そうした例も挙げましたので参考にしてみてください。

ここはSTEP5で詳しくやります。

 

 

例文(結果が良くない・失敗した)

結果は、私たちのブランディング戦略は期待したほどの効果をもたらすことができませんでした。地域の見え方を変えることはできたものの、それが具体的な観光客の増加や地元企業の成長を促進するという目標達成には結びつきませんでした。

 

POINT

結果は「具体的な数字を提示する」ことで聞き手がイメージしやすくなる。一方で、具体的な数字がない場合は、以前との比較し、変化した点をまとめてみましょう

 

 

STEP5 今までの流れを考察

今まで書いてきた「一連の流れから何が言えるのか」を書いていきます。

 

特に「何を自分が学んだのか」を書くことのがベストです。

 

取り組んできた内容から結果まで、自分に起きた変化・影響は、仕事をするうえでどのような働き方をして、それをどう感じるかを人事は見ています。

 

ですので、STEP5は就活生のことがわかる最後のアピールポイントだと思ってください!

 

 

就職エージェントから、結果以降の流れはよく整理した方がいいと念押しされたことがあるので、就活時はSTEP4同様、STEP5もかなり深く考えて作りました。

 

日本企業の人事では、ガクチカのプロセスにおいて「人となりや特徴が表れているかどうか」が重視されます。

 

面接官からの質問は、経験を通じて自己の思考や考えを示すことを期待されていることが多いです。

 

要は、結果が出なかったり失敗した経験で何を学んだのか、あるいは自分をどう変えたかというプロセスもあなた自身を判断する材料なのです

 

step4でも失敗した内容を書いてほしいと伝えたのは、これが理由です。

 

 

例文(結果がうまくいった)

この経験から、ブランディングの力と、地元の人々の視点の重要性を学び、ブランディングのプロセス全体のスキルと知識を磨くことができました。

 

例文(結果がうまくいかなかった)

私たちのブランディング戦略は予想通りの効果を発揮しなかった。それが観光客の増加や地元企業の成長に結びつかなかった経験から、地域ブランディングの難しさとそれが具体的な経済効果をもたらすためには広範な知識と多様な関係者との協力が必要だと学びました。

さらに、この失敗は挑戦と学びの価値を理解させ、どんな困難にも自己反省と改善のための行動を続ける強さを身につける機会となりました。

 

 

POINT

一連の流れから何が言えるのか(=何を自分が学んだのか)を書く。

ガクチカにおいて、プロセスが問われる理由は「人となりや特徴が表れているかどうか」を人事は判断したいから

 

 

最後に

ES用や面接用の"ガクチカ"の書き方は5つのステップで書けるというのがお届けできたかと思います。

あとは、実践あるのみ!

 

 

【24卒】教育業界の面接で聞かれた"質問内容"を公開!|私の就活時代をふりかえる

教育業界の面接で聞かれる質問って、気になる方も多いと思います。

 

そうした際に、就活サイトで内定が出ている就活生のコメントをみたり、内定実績のある志望動機や面接の様子をリサーチをすることは、ごく当たり前になってきています。

 

僕も教育業界を就活していた際に、そうした情報を知るべく、就活サイトの登録をし、「面接で聞かれた質問」や「面接の雰囲気」を確認してみました。

 

今回は、実際に就活をしてみて、教育業界の面接で聞かれた質問を分析してみました。教育業界を志望するかもしれないという方には、オススメの内容です!

 

 

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文系から情報科教員(来年勤務)

教員免許取得中 / 科目等履修生
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!

 

 

就職に役立つ無料サービス5選!

・就活エージェント

就活のプロが企業紹介・書類添削・面接対策〜内定まで、完全無料でサポート

キャリアパーク就職エージェント(最短30日で内定も取れる)

レバテックルーキー(ITエンジニア就職に特化したエージェント)

 

・自己分析、スカウトアプリ

完全無料で簡単に自己分析ができて、企業から直接オファーも届く

キャリアチケットスカウト(5つの質問に回答し自己分析できる、自己PRやガクチカ作成も簡単)

dodaキャンパス(契約企業は大手からベンチャーまで7,600社以上、登録学生は約87万8000人)

【LAPRAS(ラプラス)】(プロフィール入力後、自分の市場価値がすぐにわかる)

 

今回の内容を読む前に、有益な情報が3つございます!

ここだけはおさえたい!!

実際に面接で聞かれた"質問内容"を分析
教育業界なら必須の用意すべき質問を掲載!
面接対策ならchatGPTを使おう!

 

目次
  1. 就活プロフィール
  2. 利用していた就活サイト
  3. "教育業界の面接"をまとめてみる
    • 面接(序盤)
    • 面接(役員)
    • 面接(最終面接)
  4. 質問の回答はどこまで用意すべきか
  5. 面接官の質問が全然思いつかないときは「chatGPT」を使おう!
    • 雛形
      • 雛形を使った例
      • 面接官を「役員」にしてみる
  6. 最後に

 

就活プロフィール

最初に、就活戦績をお見せいたします。

巷で見るような大手企業に複数内定!とかではなく、普通の企業に内定をもらった僕を参考にしてもらえば、客観的なあなたの立ち位置がわかると思います。

本選考の戦績
就活プロフィール

・24卒就活生

・情報の教員になりたい

・教育業界を志望 =民間の教育企業学校法人に応募

結果

・内定 1校

内々定 2社

・最終選考落選 1社と1校

・二次選考落選 2社

・ES落選 2校

・辞退 2社

以上より、分析してみるとガクチカが問われるESや一次選考を約8割以上突破している形になります。

 

利用していた就活サイト

僕が主に利用していたのは、以下のサイトです。

特に利用していたのは、就職会議でした。

理由は、『本選考体験記』『就活速報』の機能が、とても参考になったからです。

 

参考になったポイントを下にまとめると

 

就職速報
  • リアルタイムで就活生が選考に通過・落選などがわかる
  • ユーザーが多いことや選考ごとに分けてるので、どんな選考だったのか全体像が見えやすい

こちらは、比較的、新しい情報がのっているイメージです。

 

本選考体験
  • 就活生の書類選考から内定までのプロセスが詳細に記載!
  • 「企業研究」の項目もあったので、自分の就活力UP!

掲載された情報は、詳細な情報かつ、運営の厳重なチェックを受けているので、かなり安心してみてました。

ただ、こうしたしっかりした項目ほど、比較的、古い情報があるので注意です!

 

こうした機能を駆使して、「教育業界の面接で聞かれる質問」だけではなく、志望動機やエントリーシートを完成させていきました!

 

一方で、学校法人の情報ものっていますが、大学附属や転勤がある学校法人が多くある印象です。ですので、就職会議は民間企業の選考で利用していました!

 

"教育業界の面接"をまとめてみる

教育業界では、どのような質問があったのか。

ここでは、僕が選考を受けた企業(7社)を通して、以下のポイントにまとめました。

 

  1. 面接(序盤)
  2. 面接(役員)
  3. 面接(最終面接)

 

面接(序盤)

一番多かった質問は、以下のものでした。

「弊社を志望した理由は?」

「教育業界を志望した理由は?/ 就活の軸は?」

「学生時代に打ち込んだことはなんですか?(ガクチカ)」

「あなたの強み・弱みはなんですか?」

「なぜ教員をやらないの?」

「周りの人からどんな人と言われる?」

「他に受けている企業はありますか?」

「何か質問はありますか(逆質問)」

あとは、僕が質問に回答した内容に対して、面接官から、さらに深掘りした質問が続いたというカタチになります。

企業理念や教育理念を聞かれることはなかったです。

 

また、その企業が独自に行っている内容やイベントがありました。

例えば、ロープレをさせたり、選考には関係ないグループディスカッションをさせたりとすごい個性的な選考もありました!

 

こうしてみると最初の面接では、以下の特徴があります。

 

特徴
  • エントリーシートの内容から面接官が質問を考えている
  • 就活生自身のことを深掘りする
  • 志望する企業と就活生との繋がりの確認している

 

あくまでも、就活生の人となりをしっかりと知ろうしている印象を受けました。

 

ちなみに、「教員免許を取得中」と履歴書に書いたら、「なぜ教員をやらないの?」を100%聞かれます。

自分がエントリーシートに教員免許を目指していることを書いている企業と書かなかった企業で比較しています。

 

ですので、ほぼ間違いなく、履歴書を見て、質問を考えている感じがありました!

 

 

面接(役員)

一番多かった質問は、以下のものでした。

「弊社を志望した理由は?」

「学生時代に打ち込んだことは?(ガクチカ)」

「弊社の一員になったら何をしたいか」

「集団授業と個別授業の違いはなんですか?」

「学習塾と学校法人の違いってなんですか?」

「他に受けている企業はありますか?」

「何か質問はありますか(逆質問)」

役員面接では、経営視点が備わっているかの質問が多くなりました!

その例で言うと、「弊社の一員になったら何をしたいか?」、「2〜3年後のキャリアプランを教えて」、「○年後、あなたはどうなっていたいですか」という質問をよく頻繁に耳にしました。

 

この質問には、主に3つの意図があると思います。

 

質問の意図
  • 信念や目標を持っているのか
  • マクロ的な視野で見れるのか
  • 会社のことをどこまで調べているのか

 

具体的に分析すると

面接官は以下のように詳細に分析している可能性があります!

 

・信念や目標を持っているのか

就活生に「就活生なりの意見や目標」を持っていること

 

・マクロ的な視野で見れるのか

就活生の回答に経営視点で重要な『広い視点(マクロ的な視点)』があること

 

・会社のことをどこまで調べているのか

会社でやりたいことを通して、『どんな部門/部署があり』、『提供しているサービスが何か』などを理解していること

 

実際に、この質問を受けて、自分なりの回答を出しましたが

そこから面接官に、さらに深掘りされた印象なので、質問の意図は妥当だと思います!

 

面接(最終面接)

一番多かった質問は、以下のものでした。

「弊社を志望した理由は?」

「学生時代に打ち込んだことは?(ガクチカ)」

「弊社の一員になったら何をしたいか」

「うちは〇〇だけど大丈夫?」

「他に受けている企業はありますか?」

「何か質問はありますか(逆質問)」

最終面接では、役員面接や序盤に行った面接の内容を踏襲しているカタチでした。

今までの面接で回答した内容を確認程度に聞いている、あるいは経営者の長として、一緒に働きたいかどうかを人となり込みで見ている可能性があります。

 

ちなみに、この「うちは〇〇だけど大丈夫?」の質問項目が気になった方も多いと思います。

 

「うちは〇〇だけど大丈夫?」の例を挙げると

 

「うちは〇〇だけど大丈夫?」の例

「全国に店舗あるけど転勤大丈夫?」

「授業はできない職種だけど大丈夫?」

「希望通りに配属されるとは限らないけど大丈夫?」など

 

この質問の意図は、単純に入社してから「全然違うじゃん!」とミスマッチが起こらないように、就活生への配慮した質問になります。

 

ですので、就活生と企業との意思疎通ができる最後の場なのです。

よって、全国転勤の職種なのに「転勤できません」とか、授業できない部門に応募しているのに「授業したいです!」とか、訳わからないことを言うと、本当に落とされます。

 

あなたが面接官の立場になってもわかると思います。「なんで、うちの選考受けに来たんだよ(笑)」となります。

 

最後まで、しっかりと一貫性を持った回答を用意する必要があります。

 

質問の回答はどこまで用意すべきか

結論から言うと、どの業界でも聞かれる質問は絶対に用意し、暗記した方がいいです。

 

暗記するべき理由は、面接の形態が、オンラインもありますが、最終面接に近くなるにつれて、対面での面接を行うことが多いからです。

 

ですので、そのための下準備は欠かせません。

教育業界のみを受けるのであれば、以下の質問は用意するべきです!

 

頻出な質問(教育業界.ver)
  • 「自己紹介をお願いします(1分以内)」
  • 「弊社を志望した理由は?」
  • 「教育業界を志望した理由は?/ 就活の軸は?」
  • 「学生時代打ち込んだことは?(大学生.ver)」
  • 「学生時代打ち込んだことは?(高校生.ver)」
  • 「弊社の企業理念は?教育理念は?」
  • 「弊社の一員になったら何をしたいか」
  • 「集団授業と個別授業の違いはなんですか?」
  • 「学習塾と学校法人の違いってなんですか?」
  • 「あなたの強み・弱みはなんですか?」
  • 「なぜ教員をやらないの?」
  • 「周りの人からどんな人と言われる?」
  • 「他に受けている企業はありますか?」
  • 「何か質問はありますか」
  • 「何か質問はありますか(経営視点の質問を考える)」

 

以上の質問は、僕が面接で経験した質問でもあり、就活サイトでもよく挙がっている質問項目です。

 

このような質問項目に対しての自分の回答に面接官だったら、どのポイントに食いつくか予想し、その回答を考えるといいです!

 

要は、「深掘り質問対策」です。

ただ、ここは面接官によっても違うので、用意したのに使わなかったというケースもあります。

 

ですが安心してください。それでいいのです!

深掘りの対策というのは、面接官が「興味のあること」や「疑問に思ったこと」に答えられないなどの最悪のケースが起きないように対策するものなので、それが起きないというのは、そこまで気にしなくて良かったんだと、少し安心できることでもあります。

 

ただ、面接官が「興味のあること」や「疑問に思ったこと」ってどんなのがあるかわからないという方はいると思います。

 

そこで、次の項目です!

 

面接官の質問が全然思いつかないときは「chatGPT」を使おう!

もし、質問が思い浮かばない場合は、chatGPTを利用しましょう!

無料版でも「聞かれそう〜」みたいな内容があるので、役に立つと思います。

 

それでは質問が思い浮かばないときのchatCPTの使い方を教えます。

雛形

chatCPTに記載する文章を下に記します。

下にある( )は自分が書くところです。次項では、この雛形を使った文章を、実際にchatGPTに聞いてみます。

 

雛形(コピペ用)

あなたは、民間の教育企業の面接官です。

今から記載するのは「(面接官の質問文)」という質問に就活生が回答した内容です。

 

「自分が考えた回答文」

 

あなたはどんなことが気になり質問したいですか?

いくつか挙げてください。

 

 

雛形を使った例

面接官からの質問文:

あなたはなぜ教員にならなかったのか?

 

自分が考えた回答:

 私が教職員にならなかった理由は、学校教育だけでは生徒の悩みやニーズに答えることができないケースがあるためです。

 

 コロナ禍でのオンライン授業において、公共教育機関だと法整備などで教育設備を整えるのに時間がかかる一方で、企業はそうした問題にあらゆるデータを駆使し、解決しようとするスピード感が非常にはやいところに魅力があります。 しかしながら、現在取り組んでいる免許取得においては、企業という視点で取り組んでいるため、教育現場の立ち位置を見落としてしまう懸念があります。

 

 私は学校教育の本質やその環境にいる生徒をしっかりと理解するために、時間やコストをかけてまでしっかりとそうした取り組みに向き合うべきだと考えています。

 

入れるとこんな感じ↓

 

それでは、chatGPTの回答を見てみましょう。

回答結果から、使えそうなものと使えなさそうな文を取捨選択していただけると幸いです。

就活におけるchatGPTの有用性が伝わっていただけたらと思います!

 

面接官を「役員」にしてみる

ちなみに、面接官の立場を『役員』にしてみます。

 

それでは、chatGPTの回答を見てみましょう。

少しばかり経営視点に関する質問もちらほらあると思います。

志望理由書などの質問項目にも使えるので、ぜひ試してみてください。

 

最後に

質問内容というのは、やはり選考当日を迎えないとなんとも言えないのが現状です。

そうした中でも、自信を持って面接に臨めるようにこうした記事を発信しますので、何卒よろしくお願いします!

 

教育業界以外を志望する就活で"教職課程"をアピールする方法。注意点も紹介!

就活の際に、エントリーシートに教員免許を書くべきかどうか迷っている就活生は少なからずいるかと思います。

 

僕は、教職課程を就活のネタに使用した経験があります。ですので、就活を行なった自分の就活体験をもとに、今回の記事を書いていきます。

また就活も24卒と比較的最近なので、情報も最新なので、より多くの人に参考になると思います。

 

今回の内容を読む前に、有益な情報が3つございます!

ここだけはおさえたい!!

教育業界ではない業界で、教職課程をアピールするべきか?
教育業界でも教職課程をアピールするのは注意!

 

 

[作成者:ます]
文系から情報科教員(来年勤務)

教員免許取得中 / 科目等履修生
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!

 

就職に役立つ無料サービス5選!

・就活エージェント

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・自己分析、スカウトアプリ

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dodaキャンパス(契約企業は大手からベンチャーまで7,600社以上、登録学生は約87万8000人)

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目次
  1. 就活プロフィール
  2. 教育業界を考えていない人はエントリーシートに"書かなくていい"
  3. 教職課程を就活のネタにするなら
  4. 教職課程を履修している学生の就職先
  5. 教育業界を目指している方でも注意!
  6. 最後に

 

就活プロフィール

最初に、就活状況をお見せいたします。

本選考の戦績
就活プロフィール
  • 24卒就活生
  • 情報の教員になりたい
  • 教育業界を志望 =民間の教育企業学校法人に応募
結果
  • 内定 1校
  • 内々定 2社
  • 最終選考落選 1社と1校
  • 二次選考落選 2社
  • ES落選 2校
  • 辞退 2社

教育業界に絞って就活をしていたのがわかっていただけたかと思います。

学習塾は大手企業から非上場企業、全国型から地域密着型まであらゆる形態での企業を就活しました。また、学校法人もスポーツ強豪校から宗教系学校まで幅広く受けております。

また、就職活動の視点のみらず、実際に働いている方からの意見も取り入れながら記事を書いております。

 

教育業界を考えてない人はエントリーシートに"書かなくていい"

僕の経験上、序盤の選考(主に1, 2次選考)は履歴書などのエントリーシートをもとに、面接を行っている様子でした。

ですので、エントリーシートに自分自身の情報を書くことは、どの面接官が相手でも、書かれている内容に対して、回答を用意する必要があります。

つまり、エントリーシートに書くということは、面接官に「質問してください」と言っているようなものです。

 

僕も学校法人と企業どちらも選考を受けていたので、学校法人ならまだしも、企業で教員免許をアピールするのは地雷の可能性が高いです。

理由は「なぜ教員にならないのですか?」という質問をほとんどの企業から受けるため、そこでしっかりとした回答がないと「芯がしっかりしてないな」とか「なんでエントリーシートに書いてるんだ」と疑問をもたれる結果になります。

 

要するに、誤解を企業側に与えてしまう可能性があります。

誤解の内容でいうと、一部の業界や採用担当者には、教職課程を履修していると教育業界以外に興味がないと見られる可能性があります。

 

そういった自分に不利な状況をつくらないという意味でエントリーシートに教職課程を行なっていることを書かないのも一つの手だと僕は思います。

ですので、無理に教職課程を行なっていることを面接官やエントリーシートに書く必要はないです。

 

僕が就活時に回答していた「なぜ教員にならないのですか?」もご紹介します。参考になれればと思います。

 

なぜ教職員にならなかったのか(回答)

私が教職員にならなかった理由は、学校教育だけでは生徒の悩みやニーズに答えることができないケースがあるためです。コロナ禍でのオンライン授業において、公共教育機関だと法整備などで教育設備を整えるのに時間がかかる一方で、企業はそうした問題にあらゆるデータを駆使し、解決しようとするスピード感が非常にはやいところに魅力があります。

しかしながら、現在取り組んでいる免許取得においては、企業という視点で取り組んでいるため、教育現場の立ち位置を見落としてしまう懸念があります。私は学校教育の本質やその環境にいる生徒をしっかりと理解するために、時間やコストをかけてまでしっかりとそうした取り組みに向き合うべきだと考えています。

→企業と学校の差別化を図りつつ、現状、履修している教職課程にも正当な理由があるというのを伝えています!

 

教職課程を"就活のネタ"に使うなら

教職課程を教育業界以外で使用したい場合なら、キッカケ作りに盛り込んでしまうのが一番手軽です。

例えば、始めは教育業界を志していたが、教育実習中に人の課題を解決することが根本的にやりがいを感じることに気づき、コンサル業界を志望するようになったというキッカケ作りにする方が、独自性のある志望理由になる可能性は高いです。

 

コンサル業界への志望動機を作ってみたので参考にしてみて下さい。

例文

私はもともと教育業界を志望し、教職課程を履修してきました。しかし、教育実習で学校組織の多角的な課題に直面し、その解決に非常に興味を持ちました。この経験が、コンサルティング業界への関心を高めるきっかけとなりました。

コンサルタントとして、教育だけでなく多様な業界の課題に戦略的な解決策を提供したいと考えています。教職課程での学びが、広範な問題解決に役立つスキルとなると信じています。(290文字)

 

このように違和感なく、志望動機のキッカケに盛り込むことができたかと思います。

他にもキッカケ作りにできる教職課程でのスキル・経験はありますので、参考にしてみて下さい。

 

キッカケ作りにできる教職課程のスキル・経験

・スキルの転用:

教職課程で得たスキル(コミュニケーション、リーダーシップ、問題解決能力など)が他の業界や仕事にどう役立つのか具体的に説明する。

・幅広い視野:

教職課程で得た多角的な視点や多様な教育課題への理解が、他の業界でも通用する柔軟な思考力を持っていることの証明として引用する。

・人間理解:

教職課程での学びが、人々の動機や行動、成長の過程を理解する力につながっていると強調する。

・問題解決能力:

教育実習やプロジェクトを通じて得た実践的な問題解決能力を、新しい業界の課題解決にも応用できるという点を強調する。

 

教職課程を履修している学生の就職先

キャリアパーク就職エージェントが掲載している教職課程の中でも、教育学部を対象とした就職先では、以下のような結果がありました。

 

 

この結果から、僕はいくつかのことが言えると思います。

就職先から見えること

・スキルの汎用性:

教育学部で習得するスキルは教育という特定の分野に限らず、多くの職種や業界で有用であることがわかる。

例えば、コミュニケーション力、問題解決能力、チームワークなどは、どのような職種でも求められるスキルであること。

 

・社会的ニーズ:

人材サービス企業やコンサルティング企業への就職が見られることは、教育や人材開発に関する専門性が多くの企業や組織で求められている可能性がある。

 

・テクノロジーとの関連性:

通信・情報企業への進出は、現代の教育がテクノロジーと密接に関わっていることが反映されていることにつながる。教育テクノロジーが進化する中で、教育学の専門知識を有する人材がIT分野で活躍する道も広がっている。

 

つまり、教職課程をいかに他の業種・業界につなげられるかという点をしっかりと考慮することで、教職課程を"就活のネタ"として、扱うのは不可能ではないということになります。

 

他にも、教育系を就活のネタとして使えるのは「塾のアルバイト」です。

こちらは実際に就活で「塾のアルバイト」をガクチカとして使った僕の体験談が元になっているので、信憑性がより高いです。

 

そちらの方も見てみたいと思った方は、下の記事です!

www.brain-a-campus.com

 

 

教育業界を目指している方でも注意!

特に教育業界の企業では、学校法人と採用状況が異なるため、生徒の前で教科を指導するときは、教員免許が不要な場合が多いです

 

にもかかわらず、僕は必ず「教員免許取得見込み」をエントリーシートの資格・免許欄に書いていました。

理由は、これを書いたほうが教育業界の志望度合いが高いことをアピールできると考えたからです。

 

企業の反応は、やはり、そのことにについてよく質問を受けました

一番多い質問は「なぜ教員にならなかったの?」という質問でした。これは来ることが想定できていた質問だったので、僕は回答を用意しており、すぐに答えることができました。

 

一方で、予想外だったのが、取得予定の教員免許が「高校数学」と「高校情報」だったことや、学部が情報学部といったこともあいまって

次に多い質問としては、「その経験が、うちのどこで使えるの?」と質問されるケースがありました。

 

いま思えば、情報と教育であれば、ICT教育のサービス発展に関わりたいという内容であれば、学部の系統や教職課程は、まだ理由になると思います。

しかし、その当時の会社内でやりたいことは塾の講師や運営スタッフを希望していたので、人事にとっては、やりたいことが定まってない人だなと思うのもムリはなく、この質問の意図も理解できます。

 

まとめると、教育業界の企業は、教員免許が不要なところが多いからこそ、「教員免許取得見込みであること=教育業界の志望度合いが高い」と安易にイメージするのは、少し考える必要があります!

 

ですので、教育業界だからと言って、エントリーする際に教職課程を履歴書に書くかについては、なぜそれを履修しているのかの理由を明確にできるのでれば、問題ないと思います。

 

「なぜ教員にならないのか?」という質問にはしっかりと答えられるように準備は怠らないでください!

 

 

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最後に

教育業界や教育業界以外で、教職課程をアピールするときは細心の注意を払って、エントリーシートや面接に挑むようにして下さい。

ひとつでも企業側が疑念を抱くようなことがあれば、就活での努力は無駄に終わってしまいます。気をつけましょう。

 

【就活/業界分析】教育はブラック業界?私の就活時代をふりかえる

今回の記事では、教育業界を考えている新卒・既卒向けの内容になっております。

 

教育業界で働くことや、キャリアを検討している方の中には、こうした言葉を耳にしたことはありますか?

 

「教育業界はブラックだからやめておいたほうがいい」

 

無論、僕もその一人です。

 

教育業界や教育現場でのブラック事情をまとめてみました。

【教員に関する「ブラック勤務問題」】

・要約:なぜ学校現場が「ブラック勤務」になっているのか、そしてブラック勤務を改善する学校はどういった工夫をしているのか。


www.youtube.com

教員を目指している自分は、この実態はよくニュースで見ていました。

 

そのなかで教育実習を通して、現場にいる教員の働き方を見ていたのですが、明らかに授業以外の校務(学校における業務のこと)をしている方が非常に多い印象でした。

 

 

【教育企業に関する「ブラック勤務問題」】

・要約:株式会社栄光が運営する個別指導教室「ビザビ」の教室長が長時間労働により、アルバイト研修中に倒れ、過労死と判明された。

www.asahi.com

実は、株式会社栄光の選考を受けていたこともあり、このニュースを見たとき、かなりマイナスの印象をもっていました。

 

ですが、栄光ゼミナールで以前勤務していた方とお話をする機会があり、今もこんな感じなのかと聞いたら、勤務体制の見直しなど改革が進んでいるとのことでした。

 

今回の内容を読む前に、有益な情報が3つございます!

ここだけはおさえたい!!

教育業界は、改めてブラック業界なのか?
教育業界を就活した私の実体験や教育実習での経験から、教育業界を解説!

 

 

[作成者:ます]
文系から情報科教員(来年勤務)

教員免許取得中 / 科目等履修生
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!

 

就職に役立つ無料サービス5選!

・就活エージェント

就活のプロが企業紹介・書類添削・面接対策〜内定まで、完全無料でサポート

キャリアパーク就職エージェント(最短30日で内定も取れる)

レバテックルーキー(ITエンジニア就職に特化したエージェント)

 

・自己分析、スカウトアプリ

完全無料で簡単に自己分析ができて、企業から直接オファーも届く

キャリアチケットスカウト(5つの質問に回答し自己分析できる、自己PRやガクチカ作成も簡単)

dodaキャンパス(契約企業は大手からベンチャーまで7,600社以上、登録学生は約87万8000人)

【LAPRAS(ラプラス)】(プロフィール入力後、自分の市場価値がすぐにわかる)

 

目次
  1. 就活プロフィール
  2. ブラック企業・業界の特徴
  3. 実際に就活をしてみて思ったこと
  4. 教育業界がブラックと言われる理由
  5. 最後に

 

就活プロフィール

最初に、就活状況をお見せいたします。

本選考の戦績
就活プロフィール
  • 24卒就活生
  • 情報の教員になりたい
  • 教育業界を志望 =民間の教育企業学校法人に応募
結果
  • 内定 1校
  • 内々定 2社
  • 最終選考落選 1社と1校
  • 二次選考落選 2社
  • ES落選 2校
  • 辞退 2社

教育業界に絞って就活をしていたのがわかっていただけたかと思います。

 

学習塾は大手企業から非上場企業、全国型から地域密着型まであらゆる形態での企業を就活しました。また、学校法人もスポーツ強豪校から宗教系学校まで幅広く受けております。

 

 

ブラック企業・業界の特徴

ブラック企業や業界の特徴について、おさらいをしましょう。

 

・社員の使い捨て

長時間労働

・高すぎるノルマ

パワハラモラハラ など

 

人の限界を超えさせる、人を人として見ない。

そうした側面を垣間見ることができると思います。

 

それでは実際に教育業界では、こうしたブラックな側面はあるのでしょうか。

僕の私の就活時代をふりかえってみましょう!

 

 

実際に教育業界を就活してみて思ったこと

一般的なイメージと自分の就活経験を比較しながら、教育業界の実情やそれに対してのイメージをまとめました。

 

まずはカテゴリーを2つに分けて、話題を広げていきます。

 

カテゴリー

「塾・予備校」のイメージ
「教員(学校)」のイメージ

 

 

教育業界がブラックと言われる理由

塾・予備校のイメージ

教育業界での就職や転職というと、学習塾や予備校を想像される方も多く、ブラックだからやめておいたほうが良いとアドバイスされる方も少なからずいます。

 

学習塾や予備校がブラックだとされてしまう理由を分析すると、主に3つがあるとわかりました。

 

学習塾がブラックと思う理由3選

勤務時間
給与相場
業績目標

 

順に解説していきます。

勤務時間

一般的なイメージ

塾や予備校は、学校が終わった時間帯から営業開始され、授業が行われます。

 

就活を通して、企業説明会を受けた多くの学習塾や予備校では、勤務が昼頃~夜となっています。特に、13〜22時の時間帯が多いです。

 

僕は、この勤務時間を許容できるかが、塾や予備校で働くのに、向いている向いていないの指標になると考えております

 

午前中は余裕がある働き方ですが、授業のあとの業務によっては終電など遅い時間帯になってしまうこともあります。

 

また一部の学習塾では、残業が多く、午前中も出社し休みもないというような働き方をしていることもあり、そうした働き方がブラックというイメージに結びついている印象があります。

 

 

就活を通して

結論、最近の学習塾業界では、労働時間遵守などのコンプライアンスが厳重になっている傾向にあります。

 

先ほどは、栄光ゼミナールを出しましたが、他企業も一時期はこうしたネガティブなニュースがありました。

 

そうした実態を踏まえ、労働者の心身を守る目的でコンプライアンスが年々、厳重になっているというのだと考えられます。

 

特に、労働基準厳守を意識しているところは必然的に、上場企業が多いです。

 

上場企業は、企業内容開示の義務が生じるので、労働者にとって最悪な環境かどうかというのも分析すると明らかになる可能性があります。

 

そんなことになる前に労働環境を整えているところが多いのが、上場企業の特徴でもあります。

 

上場企業の学習塾(6選)

・ナガセ(就活生人気!:「東進ハイスクール」が主なブランド)

学研ホールディングス

早稲田アカデミー(集団授業が主なブランド)

リソー教育(「TOMAS」が主なブランド)

・ステップ(神奈川県の学習塾「STEP」が主なブランド)

市進ホールディングス(「市進学院」が主なブランド)

参照:教育業界 : 銘柄一覧 : 日経会社情報DIGITAL : 日経電子版

 

就職四季報などから、残業時間や平均給与のような内部情報から推測ができる状況になります。

 

 

こうしたことから、「学習塾=ブラック」と決めつけずに、こういう客観的な視点からデータを収集するのが一番いいです。

 

もっと欲を言えば、その会社で現時点で働いている人から話を聞くのがいいと思います。

 

注意

河合塾駿台は学校法人です。

就職四季報に記載はありませんので、こうした企業形態にも注意してください。

 

 

前述したようなブラックな働き方・労働環境が常態化しているところは、基本、非上場の教育企業の可能性が高いです。

 

そのなかでも、休日数をきっちりと確保出来る職場も多くあり、塾や予備校だからといって、長時間労働、休日数が少ないというわけではありません。

 

緊急案件で、休みを返上して働くこともあるのも現状です。

ただ、それはどの業界も同じだと感じました。

 

 

【補足】時間労働になりやすい部署

13〜22時の時間帯(一部の仕事の開始・終了時刻の繰上げや繰下げ制度がある企業除く)は、あくまでも地域ごとにある店舗や教室の話です。

 

要は営業職です。

 

ここからが重要なのです。

出世を考えている就活生は店舗や教室での現場仕事で成績を伸ばした方が評価されやすいと、何社かの人事の方から聞いたことがあります。

 

ただ、ブラックと捉えるのではなく、なぜそうなりやすいのかの要因を突き止めるべきだと僕は考えました。

 

他方で、本部(事業部)での仕事は、9~17時などの時間帯での働き方がほどんどです。

 

本部(事業部)での仕事

・人事部

経理

・総務部

・情報システム部

・法務部

・企画部 など

 

9~17時などのような働き方を学習塾をしたい方は

ジョブローテーション制度を採用をしている企業がオススメです!

 

ジョブローテーション制度

「定期的に職場を異動したり、職務を変更したりする制度」のこと。

 

入社して2年目からできる企業もあるので、ぜひ応募する一つの目安にしてみてください。

 

POINT

途中で営業職ちょっと自分に向かないかもと思ったら、ジョブローテーション制度を活用した方が、自分の市場価値を上げるきっかけになるので、かなり魅力的な制度!

 

 

給与相場

一般的なイメージ

塾や予備校の講師、スクールマネージャーは、給与相場が高いわけではありません。(一部の人気講師や企業では、非常に高給のものもあります)

 

厚生労働省の「平成30年度賃金構造基本統計調査」によると

個人教師、塾・予備校講師の平均年収(ボーナス等も含む)は約380万円です。

 

同調査の全職種の平均年収は約440万円です。

塾・予備校講師の平均年収は全体と比べると約60万円少ないです。

 

こうしたことから、教育業界は給与相場が低いと判断されてしまっているのでしょう。

 

20代の相場:年収300~450万円

30代の相場:年収350~550万円

 

 

就活を通して

ほとんどの上場企業以外は、基本給はやや平均以下です…。

 

これは応募要項みるとすぐにわかります。肌感覚、全体的に18万円が多く、上場企業は21万円が多い印象です。

 

付け加えると、給与が高く見えるが、実は手当(みなし残業の項目がどこも含まれている)で多くしているところがほとんどでした。

 

参考程度に、基本給の年代別全国平均(正社員・正職員の基本給の平均)を載せます。

 

【正社員・正職員の基本給の平均】

【正社員・正職員以外の基本給の平均】

 

参考:令和元年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

 

 

一方で、給与ベースが変わるきっかけはしっかりと整備されており、応募要項の詳細をみると、以下のような特徴がありました。

 

給与が上がる見込みのケース

・職級により基本給や手当のベースが上がる

・全国転勤型がある勤務形態を志望すると給与アップ

・ノルマ達成によるインセンティブで給与アップ など

 

といった学習塾が多いので、就職後に全力で頑張ってみるというのもありです!

 

ちなみに僕が勤務している個別塾は

季節講習のノルマ達成で得られるインセンティブはかなり高めです。

 

一方で、ノルマが未達だと、残業をしなければいけない状況があります。

 

理由は、それを達成するためにどうするのか、上長とのミーティングがあったり、日報(日々の業務内容を上司やチームメンバーに報告する書類)に問題があるとフィードバックが返ってきたり、かなり精神的にキツイ場面も予想できます。

 

しかしながら、これってよくよく考えればどの会社でもありうる話です。

世間のイメージする「教育業界がブラック」というのは少し言い過ぎだと僕は感じます。

 

 

業務目標

一般的なイメージ

学習塾や予備校は、教育業とはいっても、民間企業であり、売上・利益を追求する必要があります。

 

また、合格実績や生徒の集客の目標など様々な業績の目標があります。

 

こうした業績に厳しい目標が課され、精神的にハードな職場もあることがブラックのイメージにつながっているといえるでしょう。

 

就活を通して

地域ごとにある店舗や教室について言えば、勤務場所によるというのが僕の回答です。

 

合格実績や生徒の集客目標など、様々な業績目標もそれが要因して、そこまでキツくない勤務場所とキツすぎる勤務場所の差が出てしまうことがあります。

 

業務目標は、前年度比の業績から販売ノルマを設定されるのが一般的です。

 

その指標として、勤務場所はかなり関係してあります。

ノルマ高くなりやすい教室は教育志向が高い地域に関係していることが多いです。

 

お金に余裕があるご家庭は、子供たちに最良の教育を提供するための財力を持っています。

これにより、塾や習い事に投資することができるため、教育志向が高くなる傾向があります。

教育への投資は、子供たちの未来への投資と同義とされることが多いため、これらの家庭はしばしば教育の質を重視します。

 

 

一方で、塾がたくさんある地域は、教育への投資が可能な家庭に対して、特にアプローチしやすい環境となっています。

 

これらの地域では、教育事業者が、子供たちに質の高い教育を提供し、同時にビジネスを展開しやすい状況が生まれています。

 

こういうところは、来訪の生徒数も多いので、ノルマが高く設定されているケースがあります。

 

POINT

もし、学習塾での就職を希望している就活生は、自分の勤務する場所が、教育志向の高い地域なのかの調べ方は、「〇〇駅 塾」と調べると、塾とおおよその数を把握できます。

 

 

教員のイメージ

学校の教員の働き方(主に公立)は現在、問題視されており、ニュースなどで目にする人も多いのではないでしょうか。

 

よく耳にするワードは「残業代」(公立教員の「特給法」)ですね。

 

私立の教員も授業以外に校務や部活などを兼任していることもあるため、全体的に教員の働き方がハードである現状です。

 

だかた、教育業界はブラックというイメージに繋がっているとも言えるでしょう。

 

 

教員がブラックだとされてしまう理由を分析すると、主に4つがあるとわかりました。

教員がブラックと思う理由4選

長時間労働・残業代
ハラスメント・人間関係
モンスターペアレンツの対応
身につくスキルや経験

 

今回は教育実習と就活の観点を踏まえ、一般的なイメージを比較します。

それでは教員の働き方がハードと言われる要素をいくつか解説します。

 

 

長時間労働・残業代

一般的なイメージ

文部科学省平成28年度に行った「教員勤務実態調査」によると、学校の先生は平均的に朝7時半ごろ出勤し、19時過ぎに退勤、1日当たりの学内勤務時間は11時間を超えています。

 

また、OECDによるTALIS国際調査(2018)によると、中学校教員の1週間当たりの仕事にかける時間は56.0時間と参加国の中で最も長くなっています。

 

参加国の平均は38.3時間となっていることから、世界的に見ても日本の学校の先生は長時間労働だとわかります。

 

加えて、公立学校の教員には残業代が支給されません(特給法が要因)。

 

 

教育実習・就活を通して

給与の内訳

まずは、勘違いされやすいところから申し上げると給与の支給内訳をしっかりと確認するべきです。

 

公立学校の教員は、特給法で残業代が支給されません。仕組みとしてはみなし残業として給与に反映されているからです。

 

一方で、私立学校の教員は残業代は支給されます!

私立学校は学校法人ですが、民間企業と同じ立ち位置なので、時間外労働に対して、しっかりと支給はされます。

 

教員の役割

教員は公立・私立ともに専任、常勤、非常勤という雇用形態があり、それぞれ役割があります。ですので、どの教員にも大変さは違うと思います。

 

形態・役割

専任教諭:

いわゆる正規採用(無期雇用)で、民間企業でいうところの正社員です。 

 

常勤講師:

専任教諭のように教科指導、生徒指導と校務分掌を担当しますが、職責は専任教諭より低く、契約は有期雇用です。

業務内容や勤務の時間帯は専任教諭に準ずることが多く、専任教諭へのステップアップも十分視野に入れて採用するかどうかを決める私立学校が多いです。

 

非常勤講師:

授業のみを担当するパートタイム的な立場で、有期雇用です。 教科指導を主な業務とし、基本的に契約した授業時間のみ勤務します。

普段は、会社の従業員として従事していたり、他の学校で授業を担当している場合が多いです。

 

あとは、人によって、担当する校務が違います。

 

教科主任、学年行事、学校行事、課外活動、部活動など、多岐にわたります。

その校務をどれだけ担当するかによって、夜遅くまで残業しなければいけない状況も考えられます。

 

僕も教育実習を通して、指導教員がまさにこれでした。

ただ、その方は教員っぽくなく、教えるよりも校務にやりがいを感じていた方でしたので、めずらしいと思います。

 

 

ハラスメント・人間関係

一般的なイメージ

学校の教員に対するハラスメントは、度々ニュースで取り上げられています。

 

例えば、 校長が教職員に対して人格を否定する言葉を浴びせた 女性の教職員が生理休暇を取ることに対して否定的な発言があった、などの事例が最近では報告されています。

 

また、2019年に神戸市立の小学校で教員4人が男性教員1人に対して悪質な嫌がらせをした結果、男性教員が勤務できなくなるという事件が起こっています。

 

www.sankei.com

 

教育実習・就活を通して

これはニュースにならないだけで、学校法人だけでなく、企業でも起こりうる事案です。

ただ、学校法人では、企業の方で紹介した「ジョブローテンション制度」みたいに部署異動の制度が推進していないところがほとんどです。

 

ですでの、狭いコミュニティで、教員同士で村八分が起こりやすいのは、あながち環境改善を図る努力はした方がいいと思います。

 

働き方に関して、まだまだ企業に劣るところはあります。

 

 

モンスターペアレンツの対応

一般的なイメージ

常識を逸脱するほど頻繁に学校や担任宛に苦情・クレームの電話を入れるようなモンスターペアレント(以下、モンペと略)のために心を病み休職・退職してしまう教師もいます。

 

教育実習・就活を通して

親にとって、子どもは宝ですね。過剰になってしまうのは無理はないです。こういった保護者は「心配性」の傾向が高いです。

 

私立と公立で勤務している友達がいるのですが、話を聞いている限りでは、モンペの特徴は以下のようなものが多かったです。

 

モンペの特徴

・私立のような質の高い教育をしてくれという要望

・子どもの安全面・配慮を必要以上に求める

・学校のキャパ以上に要求(予算不足や人不足の要因が多い)

 

学校法人で勤めている友達の助言では、不満要素を共感して聞くことと、すぐに対応すると約束せず「徐々にできればいいですよね」という一人の人間としての意見を述べる方が、相手をなだめるのに効果的だと言っています。

 

 

身につくスキルと経験

一般的なイメージ

学校の教員も、学習塾や予備校と同様、つぶしがききにくく転職しづらいと言われます。

一般的に転職市場において、教員の方の評価は高くなく、望み通りの転職が出来るかはわかりません。

 

ビジネスの経験、コミュニケーションスタイル、ITスキル等々、仕事に対するスタンスなど、民間企業からすると懸念になることが多いため、転職に苦戦しやすい傾向にあります。

 

教育実習・就活を通して

これは、よく言われていることですね。

実際に教員になり、得られるスキルってなんだろうと考えるとパソコンなどの「事務系スキル」英語やプログラミングなどの教科ごとの「専門スキル」が思い付きます。

 

確かに、これでは限りなく自分の発揮できる領域が狭いため、転職を考えるとなると、教育業界に絞られてしまう現実も見えてきます。

 

ですが、僕が思うに、教員という経験をして、「今後何を成し遂げたいか」というビジョンをしっかりと企業側に伝えることのほうが重要です。

教員でなければ、得られないスキルが貴社でしか、活かせない!と伝える材料も自分から発掘することこそ、悲観にならない最重要課題だと僕は考えます。

 

一方で、企業勤めから教員になる方が、転職ルートとしては多いです。

社会経験がある教員は、学校側にとって、期待度は段違いだと、エージェントの方から、よく耳にしていたので、学校法人を志望していた僕が選考に受かるのかなと心配した時期もありました。

 

参考:教師を経験して得られる5つの強み!転職も怖くない|転職ホームルーム

 

最後に

今回は、体験談を踏まえながら、記事を書きました。もし教育業界を志望している方がいたら、しっかりと下調べをしてからエントリーをしていき、対策していきましょう!

 

 

ガクチカで"塾のアルバイト"を使った結果!アピールポイントとして使うやり方を分析。

塾のアルバイト経験をガクチカに書きたい人やガクチカに書く内容に迷っている方におすすめです!

 

塾のアルバイトって「高収入」のイメージが強いと思います。

いざガクチカで使うとすると、「書くのがチョット…」となる方は少なからずいらっしゃいます。

 

 

今回の内容を読む前に、有益な情報が3つございます!

これだけはおさえたい!!

ガクチカで「塾のアルバイト」を使用していたので、この内容を使ってアピールしたい方は参考になる!
ガクチカを求められる選考やESで、ほぼ選考通過の実績あり!
企業・学校法人の選考で使用していたガクチカ」を有料公開(note)!

 

 

 

[作成者:ます]
文系から情報科教員(来年勤務)

教員免許取得中 / 科目等履修生
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!

 

 

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目次
  1. 就活プロフィール
  2. ガクチカ
    • ガクチカとは
    • ガクチカってどう書くの?
      • STEP1自分が取り組んだこと(簡潔に)
      • STEP2問題の発見
      • STEP3自分が取り組んだこと(少し具体的に)
      • STEP4取り組んだ結果
      • STEP5今までの流れを考察
    • 実際のガクチカ事情
  3. ガクチカに「塾のアルバイト」は正直どうなのか?
  4. ガクチカは「対戦相手を知ること」も視野に入れよう
  5. ガクチカ=華々しい功績・エピソード」ではない
  6. 就活で使える「塾のアルバイト」の項目を分析してみた!
    • 塾講師
      • 分析1
      • 分析2
      • 塾講師は授業や成績を上げるだけではない!
    • 校舎の運営スタッフ(チューターも含む)
      • 業務改善
      • 対人スキル
      • 「コミュニケーション能力が高い」とアピールする際の注意
    • 塾を起業した
  7. 実際に就活で使ったガクチカの例文
  8. 最後に
  9. 内定実績のあるガクチカをnote公開(有料)

 

 

就活プロフィール

最初に、就活戦績をお見せいたします。

 

巷で見るような大手企業に複数内定!とかではなく、一般的な企業に内定をもらった僕を参考にしてもらえば、客観的なあなたの立ち位置がわかると思います。

 

本選考の戦績
就活プロフィール

・24卒就活生

・情報の教員になりたい

・教育業界を志望 =民間の教育企業学校法人に応募

結果

・内定 1校

内々定 2社

・最終選考落選 1社と1校

・二次選考落選 2社

・ES落選 2校

・辞退 2社

 

以上より、分析してみるとガクチカが問われるESや一次選考を約8割以上突破している形になります。

 

この観点からでも、しっかりとお役に立つものだと私は確信しております。

少し補足ですが、ES落選の2校は「学校法人」で自分の肌感覚、学校法人の方が就活難易度のレベルが高かった感じでした。

 

 

ガクチカ

ガクチカとは

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」を略した就活では有名なワードです。

その名の通り、学生時代に力を入れたこと・頑張ったことをアピールする項目です。

 

基礎知識として、ガクチカエントリーシート(ESとも言う)や面接では、必ずと言っていいほど聞かれる内容です!

 

実際に僕も10社受けたら、8社は面接で聞かれる、もしくはESに記入させるところが多かったです。

 

さて、なぜガクチカを企業側が聞くのか、その主な意図を下にまとめてみました。

 

継続的な力を発揮:

入社後も継続して力を発揮してくれるかを知りたい。

 

成果を出すための努力:

成果を出すためにどんな努力をしたのか、努力の過程を知りたい。

 

責任と障壁克服の姿勢:

応募者がどれだけ責任を持ち、困難を乗り越える姿勢を持っているかを知りたい。

 

リーダーシップとチームワーク:

リーダーシップやチームワークを発揮した経験を通じて、職場でのポジションや動きを把握したい。

 

要は、ガクチカは企業にとって学生の人物像を把握するために欠かせない要素のひとつとして問われるということです。

 

僕もこの質問を受けた際に、その後の深掘り質問で実際の業務を想定した内容(明確にわかるわけではなく、これってまさか?みたいな)がちらほらあった記憶があります。

 

 

ガクチカってどう書くの?

ガクチカは、特にエピソードに詰まることが多いです。

一方で、自分自身がいまできることを取り組んでいきましょう。その際に、オススメしたいのが「型を整える練習」です。

 

「型を整える練習」がなぜいいのかという理由は2つあります。

  • エピソードがふと思いついた時に論理的に書くことができる
  • 話し言葉に変換しやすくする(=面接用)

 

 

私は、以下のような流れを意識していました。

 

これを意識するだけでも、書類選考や1次、2次対策はかなり役に立ちます。

そして、何より実績としても結果を残せています。

 

 

詳しくはこちらの記事で説明しています↓

www.brain-a-campus.com

 

 

実際のガクチカ事情

いくつかの就活サイトを参考に

実際に、ガクチカに採用されるネタを独自調査しました。

 

ガクチカの種類は以下の内容が多かったです。

 

ガクチカの種類

「学外のアルバイト」

「学生インターン

「留学」

「部活動」

「サークル活動」

「ゼミ・研究室」

「資格」

「起業」 など

 

これらに共通する点というのは、自分が主体的に取り組んだものだと感じました。

 

ですので、塾のアルバイトは「学外のアルバイト」の項目としてみられ、自分で主体的に取り組んでいると印象を受けると考えられます。

 

ガクチカで使うのは問題ないと言えます。

 

 

ガクチカに「塾のアルバイト」は正直どうなのか

実際のガクチカ事情でも申し上げた通り、塾のアルバイトをガクチカに使用するのはありです。

 

現に、私は「塾のアルバイト」のエピソードをガクチカに使用しておりました。

 

企業や学校法人両方とも選考を受けましたが、特に悪い印象を受けることはなく、ガクチカを回答した後のほとんどは、「その中で苦労したことはありますか?」といった深掘りをされるくらいでした。

 

他の質問

「アルバイトの経験は御社にどう貢献できると思いますか?」

「他にもアルバイトはされていましたか?」

「塾と学校とで果たす役割はなんですか?」

 

このように、面接官によってアルバイトから派生していく質問や教育業界全体をみたときの視点など、様々でした。

 

ちなみに私個人的な感想で言いますと、ガクチカはESや一次面接で聞かれ、それ以降の選考では格段に減りました。

 

二次選考以降は、役員面接やグループワークなど、質問内容や評価ポイントも全然違うと印象を受けます。例えば、役員面接であれば、経営視点や入社後のビジョンを聞かれる質問が中心でした。

 

ですが、油断は禁物です。

どのような状況でも対応できるようにしっかりと練習をしましょう!

 

 

ガクチカは「対戦相手を知ること」も視野に入れよう

私の体験だけではなく、同期や友人、後輩など就活を経験している方から、聞いている話をまとめてみると、やはりガクチカの中でも、「日本企業」と「外資系企業」とではアピールポイントが全然違うことがわかりました。

まずは、「日本企業」と「外資系企業」の採用傾向や選考基準の現状をみてみましょう。

 

日本企業

選考基準:「経験のプロセス」を主にみる

採用傾向:ポテンシャル採用

 

外資系企業

選考基準:「結果・実績」を主にみる

採用傾向:プロフェッショナル採用

 

このようにガクチカを提出する相手の形態が異なるだけで、対策の仕方をこだわる必要があります。

 

ガクチカのアピールポイントをどこにするかによって、文章の構成は大きく変わることが実感できる例をお見せします。

 

「塾のアルバイト」を例に挙げて、ガクチカを書き出してみます。

 

ガクチカ例文(日本企業)

 私は学生時代、塾のアルバイトで講師として勤めました。その経験から、責任感、コミュニケーション能力、そしてリーダーシップを身につけることができました。

 

 授業を通じて、一人一人の生徒の理解度や興味を把握し、それぞれに合った教え方を模索することで、コミュニケーション能力を向上させました。また、クラス全体を盛り上げ、生徒のやる気を引き出すことでリーダーシップを身につけました。そして何よりも、生徒の成長という結果を出す責任感が芽生えました。

 

 この経験は、人々と関わりながら共に目標に向かって進むという、仕事の本質を理解する良い機会となりました。私の責任感、コミュニケーション能力、そしてリーダーシップは、貴社(御社)に貢献できると考えております。

 

ガクチカ例文(外資系企業)

 私が学生時代、塾講師として、東京エリア内で第一志望合格者数No. 1を獲得しました。

 

この功績の要因は、生徒たちが直面している課題を理解し、それに応じた学習計画を立てるという私のアプローチが大きいと考えております。

 

 そして、生徒の個々の能力や学習スタイルに対する洞察に基づいて、各生徒に最も適した学習方法を提供しました。その結果、生徒たちは自分たちの可能性を最大限に引き出すことができました。

 

 私はまた、授業の進行と同時に自己評価を行い、必要な改善を即座に行うことで、自己改善を継続的に追求してきました。この経験を通じて、状況を柔軟に対応し、求められる結果を出すために自己改善を追求することの重要性を学びました。

 

 

人となりを見る1つの材料が"ガクチカ"

ガクチカがない」という人は、以下の先入観があるのではないでしょうか。

 

  • 「輝かしい結果がなければいけない」
  • 「ほかの人と同じような内容では評価されない」など

 

何度も言いますが、日本企業の人事であれば

ガクチカのプロセスに「人となりや特徴が表れているかどうか」です。

 

 

先ほども紹介した通り、面接官から受けた質問は

経験を通して、あなたが思っていること・考えを教えてほしいというメッセージが裏にあります。

 

ですから、結果が出なかったり、失敗に終わったりした経験でもOKですし、特別な経験である必要もありません。

 

そう言える理由は、「経験したなかで挫折したことは何ですか」と聞く質問こそがその証拠だと言えると思います。

 

 

ガクチカで使える「塾のアルバイト」のエピソードを分析!!

塾のアルバイトは、塾講師のイメージが強いですが、職種からでも多岐にわたります。

 

いまからご紹介するのは、職種別にガクチカに記載できそうな項目をピックアップしていますので、就活生みなさまのガクチカのヒントになると思います。

 

職種別

塾講師

ガクチカの王道パターンです。

 

ガクチカにしやすい理由としては、最優秀講師賞を獲得したとか、前年度より第1志望校合格者数を⚪︎倍にしたなど、実績が数値的に表せることや表彰というカタチとして残せる可能性があるため、面接官にアピールがしやすいからです。

 

実は、私のガクチカも講師での経験を語っております。

気になる方は、このサイトの最後で有料公開していますので、参考にしたい方は、このサイトに出会ったまさに今がチャンスです!(準備中)

 

一方で、それをガクチカとしてどのようにアピールするかによって、神チカかゴミチカに分かれますので、僕が就活で行ってきた分析方法をお見せしていきます。

 

分析1:最優秀講師賞を獲得した

⇒「なんで獲得できたんだ?」

 

分析例

生徒一人ひとりのニーズを達成したい思いがあり、授業以外で面談をし、学業以外の生徒の現状を常に把握することから始めて、続けていくうちに生徒との信頼関係を強くできたから。

 

POINT

最優秀講師賞の定義を今回は「担当生徒満足度」にしました。賞をとったことのある方はどんな賞でなぜそれを獲得できたかまでを分析対象にしてみよう。

 

分析2:前年度より第1志望校合格者数を⚪︎倍にした

⇒「前年度より意識したところは何だ?」

 

分析例

前年度は□□大学合格や点数○点UPといった数字や目先のものにとらわれ、生徒のことをあまり考えていなかったかった。今年度は、どういったものが好きかとか、どういうことをしたいかとかを生徒のことを理解するために会話を重視。そして夢を一緒に共有し、それを叶えるために今、△△は絶対大事だよねと目線合わせをしたから。

 

POINT

why(なぜ)とwhat(なに)を毛の一本ほど残さず分析してみよう。今回の要因は「意識を変える」でした。だからこそ、目に見えるものだけではなく、意識という目には見えないものにも気を配ってみよう

こんな感じで、分析は「今思い返せばこんなことしてたかも?」というのを具体化をしても問題ありません。最初は僕もそうしたし、数をこなすうちに段々と質も高くなります。

 

塾講師は授業や成績を上げるだけが魅力ではない!

アドバイス塾講師の働きは、単に生徒と授業をすることや合格させる、あるいはテストの点数を伸ばすという側面だけではありません。以下のような場面でも使えます。

 

入塾説明会
入塾説明会を任される機会があれば、前年度より「〇〇を意識してみたら、生徒がこの塾でなら目標を達成できる!」といったモチベーションを引き出す結果を得られたとかいいですね。

ただ、それを可視化できるものが欲しいです。例えば、アンケート(Googleフォームなど)を説明会終了後に参加者にしてもらい、聞く前と聞いた後で変化があったのかどうかといった客観的なデータがあれば、もっとよしです!

 

授業展開

単に授業をするだけではガクチカになりません。ですので、モチベーションを引き出す授業展開ができたというのもいいと思います。

つまり、「人に影響をもたらすことができた、人の幸せに繋げられた」というのが狙いです。そうした内容であれば、企業への志望理由にも繋げられることができるでしょう。

ただ、どういう経緯があり、どういう方法を試したから、結果的にモチベーションを引き出すことに繋がったのかというプロセスはしっかりと書き出すべきです。

 

生徒との何気ない会話

塾講師は意外と校舎のスタッフやメンターの方よりも生徒と話す機会が多いこともあります。

そうした環境も当たり前だとは思わず、「なぜ他の講師より自分のところへ来るのか」という疑問もガクチカには大切な視点です

僕もよく生徒の話と話す機会が多い部類の講師でしたので、それを分析をし、「周りからどのような人だと言われますか」という面接あるある質問で「聞き上手と言われる」とすぐに回答できました。

 

以上のことから、 塾講師の経験から得られるスキルは多岐にわたるため、多くの業界でのガクチカとして活用できる可能性があります。

 

以下は、特に適正が高いと考えられるいくつかの業界例です。

 

教育業界:

当然のことながら、教育業界は塾講師の経験が直接活かせる分野です。教育プログラムの開発、学校や教育機関での人材育成など、教育に関連するポジションに適合します。

 

人事・研修業務:

生徒への教育と指導の経験は、社員研修や人材育成のプログラム開発にも応用できます。人事コンサルタントや研修担当者といった役割が考えられます。

 

セールス・マーケティング

生徒や保護者に対する説明会の運営経験は、商品やサービスのプレゼンテーション能力に直結します。セールスやマーケティングの分野でも活躍の場が広がるでしょう。

 

コンサルティング業界:

塾講師としての問題解析や解決策の提案は、クライアントの課題解決にも応用できるスキルです。ビジネスコンサルタントなどのポジションにも適合します。

 

医療・福祉業界:

生徒との信頼関係の構築やコミュニケーション能力は、患者や利用者との対話が重要な医療や福祉の現場でも大いに役立ちます。

 

IT業界:

プロジェクトマネージメントやチームビルディングのスキルが求められるIT業界でも、教育現場で培った人材育成やコミュニケーションのスキルが役立つことでしょう。

 

非営利組織(NPO):

教育の価値を理解している方は、教育やコミュニティ開発に携わるNPOでの働きがいを感じるかもしれません。

 

校舎の運営スタッフ(チューターも含む)

校舎全体を基盤とした職種です。場合によっては、生徒や講師をマネジメントする人ともいえますね。

こちらは主に「業務改善」と「対人スキル」がガクチカに使えます。それぞれガクチカで使えそうなエピソードの例文を踏まえ、説明していきます。

業務改善

「業務改善」とは、校舎運営全体の視点で、社員や講師、スタッフ、そして生徒の塾ライフをより良いものにする取り組みと考えるのがいいと思います。

 

例文1(業務改善)

・DX推進(具体的に何をしたのか)を図り、残業時間の短縮をすることができた。

 

例文2(業務改善)

・クレーム対応で、スタッフ間の共有がうまくいかない状況を見て、Googleスプレッドシートを導入し、いつでもどこでも見られる環境整備を行い、クレーム件数を減らすことができた。そして、クレーム対応が嫌でスタッフ勤務に来なかったスタッフが復帰させるなど職場環境が整い、働き方改革につながった。

 

例文3(業務改善)

・シフト組みで常に人員不足の状態であったが、友達や大学生になる塾の生徒に声をかけたり、人員確保に努め、解消することができた。その業績を認められ、リーダースタッフに任命された

 

対人スキル

「対人スキル」は、校舎スタッフは社員や講師、スタッフ、生徒、そして保護者などの多数と関係を持つため、講師よりも塾内の情報をもっている場合があります。それを利点として、見るのも良いでしょう。

 

例文1(対人スキル)

・生徒とのコミニュケーションを工夫したことで、いつも自習室にこなかった生徒が定期テスト前だけではなく、それ以外の時でも自習に来る頻度が上がった。

 

例文2(対人スキル)

・面談などで適切な教育提案をし、オプション購入を保護者に促し、塾全体の貢献に繋げられた(「第一志望校合格につなげられた」 でも可)

 

このようにただスタッフやチューターをするのではなく、目標や目的をもって取り組んではいかがでしょうか。確かにアルバイトはアルバイトを割り切ってしまうのも気持ちはとても理解できます。

一方で、見方を変えれば、ここまでの流れを見て、エピソードとして使えないという結論を出すのはとても難しいのではないでしょうか。

現状、大手企業と呼ばれているところは学生インターンを通して、選考を行うケースは当たり前になってきています。そうした中でも、最低でもインターンを始める前までは目標や目的をもって取り組んではいかがでしょうか。

 

POINT

スタッフやチューターの仕事でも「目標」を持って取り組もう。

アルバイトは一時的な仕事かもしれませんが、それを人生のエピソードと捉えることも可能である。

大手企業はインターンを重視しているところもあるため、インターンを始める前からスタッフやチューターとしての目標を設定して働くことがオススメ

 

校舎スタッフやチューターの経験から得られるスキルも多岐にわたるため、多くの業界でのガクチカとして活用できる可能性があります。

 

以下がその業界例です。

 

経営コンサルティング

❶業務改善:経営課題の解決や業務プロセスの効率化が求められる業界で、具体的な改善案の提案と実行の経験は非常に価値がある。

❷対人スキル:クライアントとのコミュニケーションが重要なため、人々との効果的なコミュニケーション能力は強みとなる。

 

人事・トレーニング:

❶対人スキル: 社員との関係構築や、個々のニーズに合わせたトレーニングが可能となる。

 

営業・マーケティング

❶業務改善:営業プロセスの改善や、新しい販促戦略の開発に役立つ。

❷対人スキル:顧客との信頼関係構築やニーズの把握に活用できる。

 

IT・テクノロジー業界:

❶業務改善:ソフトウェア開発のプロジェクトマネージメントや、チームの生産性向上に貢献できる。

❷対人スキル:クライアントとのコミュニケーションやチーム内のコラボレーションを強化できる。

 

小売・サービス業界:

❶対人スキル:顧客との関係構築や、顧客のニーズを理解し、適切なサービスを提供する能力が強化される。

 

「コミュニケーション能力が高い」とアピールする際の注意

自分の強みを「コミュニケーション能力が高い」にする方が一定数いらっしゃいます。それをさらにアピールする際に、ガクチカに記載したり、面接で話すこともあると思います。

 

ある企業の人事の方と「コミュニケーション能力が高い人材」について話したことがあります。その人事曰く、コミュニケーション能力が高い人材というのは「対応力」や「対話力」を指そうです

つまり、みんなと仲良くする「ウェーイ、バイブス上げてこ〜↑」ではなく、話し相手のレベルや雰囲気、そしてタイミングに応じて、話すことができるというものです。

 

具体的にいうと、年上には敬語で話すことや、小学生には誰でも分かる意味の話し方で話すといった相手の状況に合わせたことをコミュニケーション能力が高いといえるのです。

 

以上のことに注意して、コミュニケーション能力について再度分析してみてください。

 

先ほどの分析

生徒とのコミニュケーションを工夫したことで、いつも自習室にこなかった生徒が定期テスト前だけではなく、それ以外の時でも自習に来る頻度が上がった。

何がイマイチかというと、「生徒とのコミニュケーションを工夫した」と伝えていますが、どこを、どういうふうに工夫したのかが明確でないため、能力が高いか伝わりにくい。

 

例えば、生徒の情報から分析してみます。

生徒プロフィール

学年:中学生

課題:今まで勉強の習慣なし

性格:負けず嫌い

 

生徒の性格をもとに、コミュニケーションの工夫を図ったと書き直すと…

修正版

負けず嫌いな生徒に「この障壁を乗り越えるためには勉強時間が足りない」などと現状と向き合わせるコミュニケーションをとったことで、いつも自習室にこなかった生徒が定期テスト前だけではなく、それ以外の時でも自習に来る頻度が上がった。

具体性やイメージが鮮明になり、人とのコミュニケーションにおいて、適切に対応する就活生だと理解できたと思います。

 

塾を起業した

「アルバイトじゃないじゃん」と思った方はいるでしょう。

ここではアルバイトの経験を通して、自分でも運営をしてみたいという思いが強くなり、起業というかたちになったと思っていただければ、イメージしやすいと思います。一方で、アルバイトの経験を通さずに塾を起業するというのも、エピソードとしてはありです。

 

サークルを立ち上げた系はあるとは思いますが、ここまでのレベルはそうそういないと思います。ですので、この経験をしている人が少ないからこそ、他の就活生との差別化を図れるのです。

 

起業は、個人事業主や株式会社などの事業形態は関係ありません。これは営利団体だけでなく、非営利団体も指しているので、そこで得られた経験やスキルをアピールすることが大切です。

 

例文1

自己経営の塾を通じて、私は教育に対する情熱と、学生たちが各自の目標を達成するための個別指導の重要性を深められた

 

例文2

塾の運営者として、私は学生一人ひとりのニーズに応じた教育プログラムの開発と適用を磨くことができた。

 

例文3

私の塾運営の経験は、チームを指導し、生徒のための学習環境を整え、教育的な成功を達成するための戦略を立てる能力を鍛えられた

 

ここで特に大事なのは、「なぜ起業したのか?」です。

「お金を稼ぎたい(=利益を追求したい)」が最初のキッカケでもいいと思います。ただ、次第に目的が「生徒の〇〇にアプローチしたい」と変化していったとプロセスを話した方が面接官にすごい刺さります。

理由は、ガクチカがそもそも、どんなことに力を入れ、どれだけ頑張れる人かなど、人柄や性格、過去の経験を知り、入社後にどのような活躍ができそうな人物かを推し量る意図がある質問だからです。

 

一方で、経営を続けていくのも大変ですので、「実行力」や「継続力」など、かなり面接官からの食いつきはあると思います。逆に面接官から、「なぜそれを続けないの?」と質問される可能性はあります

 

対策としては、以下の理由で十分だと思います。

 

対策
・経営者の視点を見落としたくないから
・教育は授業や生徒と関わるだけが仕事ではないと考えたから

 

なぜ十分かというと、僕も似た経験をしているからです。

僕は大学卒業後、教職課程のみを履修する科目等履修生として日々を送っていました。ですが、企業の選考にとって、人事は、この経歴は異常と思うのです。

理由は、こんな経歴なら「なぜ教員にならないのか?」と疑問に思っているからです。ですので、これ系の質問はよくされました。

 

その際に回答したのが、以下の内容です。

 

「なぜ教員にならなかったの?」

・学校教育だけでは生徒の悩みやニーズに答えることができないケースがあるため

・教育企業は経営の要素が強いため、教育現場の立ち位置を見落としてしまう懸念があり、学校教育の本質やその環境にいる生徒をしっかりと理解するために、時間やコストをかけてまで取り組んでいるため

 

最低限の理由を回答するで十分に伝わると思います。

塾の運営を単純に、経験としてではなく、何かしらの視野を広げるキッカケになったなど、無理にガクチカにしなくても、志望理由として使うこともできます。

 

塾の運営経験や教育への深い関与は、確かに他の就活生との差別化を図る強力なエピソードとなるでしょう。

 

以下に、この経験から学ぶことができるいくつかの重要なスキルと、それが企業でどのように活かせるかを紹介します。

 

スキル:リーダーシップとチームマネジメント

業界の活用例:製造業

製造業のプロジェクトマネジメントにおいて、部門間の連携を強化し、効率的な生産ラインを構築する役割を果たすことができる。

 

スキル:戦略的思考と意思決定

業界の活用例:IT業界

IT企業におけるプロダクト開発では、市場分析から戦略立案、意思決定に至るまでのプロセスを主導し、革新的な製品の開発を推進することができる。

 

スキル:顧客対応とニーズの把握

業界の活用例:小売業

小売業においては、顧客の購買行動やニーズを深く理解し、商品展開やサービス改善の戦略を立案し、業績向上に貢献することができる。

 

スキル:柔軟性と問題解決

業界の活用例:医療業界

医療機関における経営戦略やシステム改善では、現場の課題を迅速に把握し、効果的な解決策を提案・実施する能力が求められる。

 

スキル:教育とコーチングのスキル

業界の活用例:人材開発業界

人材開発の専門企業では、社員研修やリーダーシップ開発プログラムの設計・実施において、教育的な視点とコーチング能力を活かし、人材育成に貢献することができる。

 

最後に

最後まで、お読みいただきありがとうございます。

私の就活体験を通して、ガクチカという項目を分析してみました。このサイトが参考になれれば、幸いです。今後とも皆さまのますますご活躍がありますように。

 

 

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