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【就活】教育実習と就職活動がかぶりそう!両立する方法とは?|就活と教育実習どちらを優先すべきか解説

まずい!教育実習と就職活動のスケジュールがかぶるかも。どうすればいいのか。

そんな方に今回の記事は非常に有意義になるかもしれません。

 

教育実習期間に企業の面接などが重なることは多分に想定されます。

ですので、その回避術やどう立ち回ればいいのか、一緒に考えてみましょう。今回は僕の体験談も含めて、総合的に書いています。

 

最後まで見ていただければ幸いです。

 

 

今回の記事では、以下の内容をご紹介します。

  • 教育実習と就職活動を両立させる方法とは
  • 教育実習と就職活動はどちらを優先するべき
  • 教育業界とそれ以外の業界での教育実習の見方

 

 

 

[作成者:ます]
文系から情報科教員(1年目)

元塾講師6年 / 2023年度 第1志望校合格率 "71.4%"達成!(難関校合格あり)
高校数学・情報の教員免許取得!(元 科目等履修生[2年間])
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!

 

目次
  1. 教育実習と就職活動がぶつかりそう!両立する方法とは? 
    • 教育実習と就職活動どちらを優先すべきか
      • 教育業界以外を志望している方
        • 現在の就活事情を把握しよう
        • 教育業界以外の業界は「教育実習」をどうみているのか
      • 教育業界は比較的、教育実習には寛容的
  2. 【注意】教育実習を辞退したらどうなるのか…
  3. 最後に

 

 

実践する場合は、自己責任でお願いします!!判断材料の1つです。

 

 

教育実習と就職活動がぶつかりそう!両立する方法とは?

この問題に直面しているということは実習校の確保が完了している、もしくは実習中だが、就活のスケジュール的にES提出や面接の予定が入りそうとの悩みを抱えている方が多いと思います。

 

まずは教育実習と就職活動どちらを優先して行うべきか、そちらを考えてみたいと思います。

 

教育実習と就職活動どちらを優先すべきか

結論、あなたの置かれている立場から分析するのが1番だと思います。そちらを2パターンにわけて、解説していきます。

 

教育業界以外を志望している方

そもそも教員免許をとる必要があるのかわかりませんが、 おそらく大学卒業と同時に取得できる資格だからだと思います。

 

教育実習の期間中に、1日、2日くらいの短期期間であれば、熱が出たとか言えば多少は問題ないです。さすがに、そこまで教育実習も厳しくしたいわけでありません。(いまでは実習中のハラスメントを見逃さない傾向にあります)

 

実際に、僕が教育実習に向かった際でもこういう輩はいましたが、しっかりと教育実習の単位は取得できていました。

 

しかし、研究授業/精錬授業がある日を休む場合は、必ず企業の就活の方をリスケしましょう。こちらは、教育実習の単位を取得できるかどうかに関わる大切なイベントになります。

 

相談する場合は、選考の相談窓口(採用担当者など)に早めに連絡をしましょう。

 

 

現在の就活事情を把握しよう

リスケや実習校に嘘をつかなければいけない状況になる前に、まずは現状の就活事情を確認していきましょう。

 

みなさん、「就活ルールの自由化」をご存知でしょうか。

経団連に所属している企業が以前まで就職採用にあたってルールを設けていましたが、時代とともにルールが形骸化していきました。

 

そして、就活ルールの撤廃に至ったわけです。こうして、いまや企業の早期選考化が進んでいます

ですので、教育実習を行う大学4年次の早い時期には内定をもち、教育実習期間中には影響しないようスケジュールに余裕をもたせるのもいいと思います。

 

toyokeizai.net

 

 

教育業界以外の業界は「教育実習」をどうみているのか

教育業界以外の業界の場合、「教員免許状を取得する必要性」を説明できるのであれば、問題ありません。

 

詳しくはこちらの記事で説明しています↓
www.brain-a-campus.com

 

そもそも教育学部でない限り、他学部では自分から教職課程を申し込む手続きをしないと基本的に教員免許状とは縁はありません。

 

ですので、企業側からすると企業の選考より大事な教育実習を優先させる就活生というのは不思議にうつるものです。人物像に影響する可能性がでてきかねません。

 

重大なことでない限り、企業に教育実習の件を伝えるのはハードルが高いです。例えば、風邪をひいてしまい、日を改めたいなどの趣旨でいくほうが無難と言えます。

 

 

 

教育業界は比較的、教育実習には寛容的

僕の実体験を話します。

教育に携わる企業は就活生が教育実習で面接等に行くことができないと相談されるとリスケを提案されるケースがありました。

 

考察すると、そうした企業に応募している学生は教員も同時に目指している、あるいは教育分野に本当に興味があると見なされる可能性があるため、そうした就活生の要望に応えてくれるのかもしれません。

 

僕も教育実習期間中にある学習塾とある大手教育企業の面接、そして学校法人の筆記試験が重なり、電話やメールで採用担当者に相談をしたら、3つともリスケを提案してくださいました。

非常に理解を示してくださった印象で素晴らしい機会を棒にふらずにすみました。

 

 

【注意】教育実習を辞退したらどうなるのか…

就活で色々めんどくさくなって、やはり教育実習を辞退する選択肢をしようとする方がいると思います。

 

ですが、考えてください。教育実習生1人受け入れるのに、多くの大人が関わっていることを忘れてはいけません。

 

あなたが良くても下の世代の学生を受け入れてくれる学校がなくります。

教育実習が始まったら、最後までやりきりましょう。

 

 

最後に

まずはこうした状況にならないように心がけるべきですが、上手く事が運ばないこともあるとおもいます。

 

就活と教育実習の両立は体力的にもなかなか厳しいと思いますが、この記事がその一助を担えればと幸いです。