ガクチカに「塾のアルバイト経験」をもり込みたい!と考えている就活生は多いのではないでしょうか。
実は、僕は「塾のアルバイト経験」をもちいてガクチカや面接対策をし、それを企業や学校法人の就活で役立てたひとりです。
今回は実際に「塾のアルバイト経験」をどのようにガクチカに落とし込んでいったのか、実際に企業や学校法人に提出したESの文章をもとに、解説をしていきます。
実際に就活につかった文章を公開していいの?と不安に思う方もいらっしゃると思います。
しかし、昨年度に使用したものなので、相手方に不利益がこうむることはないと判断し、公開を決めました。
今回の記事では、以下の内容をご紹介します。
元塾講師6年 / 2023年度 第1志望校合格率 "71.4%"達成!(難関校合格あり)
高校数学・情報の教員免許取得!(元 科目等履修生[2年間])
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!
・就活エージェント
就活のプロが企業紹介・書類添削・面接対策〜内定まで、完全無料でサポート
❶キャリアパーク就職エージェント(最短30日で内定も取れる)
❷レバテックルーキー(ITエンジニア就職に特化したエージェント)
・自己分析、スカウトアプリ
完全無料で簡単に自己分析ができて、企業から直接オファーも届く
❶キャリアチケットスカウト(5つの質問に回答し自己分析できる、自己PRやガクチカ作成も簡単)
❷dodaキャンパス(契約企業は大手からベンチャーまで7,600社以上、登録学生は約87万8000人)
❸【LAPRAS(ラプラス)】(プロフィール入力後、自分の市場価値がすぐにわかる)
就活プロフィール
最初に、就活戦績をお見せいたします。
巷で見るような大手企業に複数内定!とかではなく、一般的な企業に内定をもらった僕を参考にしてもらえば、客観的なあなたの立ち位置がわかると思います。
・24卒就活生
・情報の教員になりたい
・教育業界を志望 =民間の教育企業と学校法人に応募
以上より、分析してみるとガクチカが問われるESや一次選考を約8割以上突破している形になります。
この観点からでも、しっかりとお役に立つものだと私は確信しております。
少し補足ですが、ES落選の2校は「学校法人」で自分の肌感覚、学校法人の方が就活難易度のレベルが高かった感じでした。
就活を通してわかったガクチカで気をつけるべきこと
ガクチカとは
ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」を略した就活では有名なワードです。
その名の通り、学生時代に力を入れたこと・頑張ったことをアピールする項目です。
基礎知識として、ガクチカはエントリーシート(ESとも言う)や面接では、必ずと言っていいほど聞かれる内容です!
実際に僕も10社受けたら、8社は面接で聞かれる、もしくはESに記入させるところが多かったです。
さて、なぜガクチカを企業側が聞くのか、その主な意図を下にまとめてみました。
・継続的な力を発揮:
入社後も継続して力を発揮してくれるかを知りたい。
・成果を出すための努力:
成果を出すためにどんな努力をしたのか、努力の過程を知りたい。
・責任と障壁克服の姿勢:
応募者がどれだけ責任を持ち、困難を乗り越える姿勢を持っているかを知りたい。
・リーダーシップとチームワーク:
リーダーシップやチームワークを発揮した経験を通じて、職場でのポジションや動きを把握したい。
要は、ガクチカは企業にとって学生の人物像を把握するために欠かせない要素のひとつとして問われるということです。
僕もこの質問を受けた際に、その後の深掘り質問で実際の業務を想定した内容(明確にわかるわけではなく、これってまさか?みたいな)がちらほらあった記憶があります。
みんなは大丈夫?ガクチカの心構え
就活を通して、ガクチカは基本的にエントリーシートを要する書類選考や一次選考、二次選考の面接で聞かれることが多いです。
エントリーシートでヘマをしてしまうと書類選考や一次選考、二次選考と前に進むにつれて矛盾が生まれたり、なかなか通過しないケースが起こりえます。
一方で、「ガクチカが完璧=内定」というわけではありません。
あくまでも文は文であり、面接の際は話し言葉です。評価する側にとって、分かりやすいものをしっかりと作成しましょう。
そして、ガクチカはあくまでも就活生自身がどんな方なのかを評価する一部にすぎません。自己PRや志望動機の対策を忘れずに!
ガクチカはできれば何個も作る
企業よって欲しい人材は異なるので、それ合わせたガクチカ文を作るべきです。
例えば、何事にも挑戦し、諦めない人が欲しいのであれば、「部活で発揮した『勝負の駆け引きでみせる粘り強さ』」をアピールすることができます。
他には、課題を発見し、顧客へ提示、そして一緒に解決する人が欲しいのであれば「塾のアルバイトで発揮した『生徒一人ひとりに合わせたリキュラム作りができる観察力』」をアピールすることができます。
自分がどのようなポジションで、そのコミュニティで取り組んでいたのかをしっかりと思い出しながら、書いてみましょう。
話し言葉と書き言葉は分けよう!
エントリーシートで気を付けるべきことは、先ほども言いましたが、エントリーシートの内容をそのまま話し言葉にするのはやめましょう。
書類はあくまでも書類です。
その先を聞きたいから、面接にあなたを呼び、あなたの詳しい部分について聞くのです。
また、ガクチカはESに記入するのに文字制限があったり、面接で答える際に長すぎる場合もあります。これは面接官が退屈してしまう可能性があるという理由から、ES用と面接用で対応を変えていました。
実際に就活のガクチカでつかった「塾のアルバイト経験」を公開!
僕はガクチカで『塾のアルバイト経験』をもりこみ、実際に企業や学校法人のESや面接でつかいました。
実は、塾のアルバイト経験を企業用と学校法人用で使いわけていました。
ガクチカの書き方や塾のアルバイト経験をどう盛り込むかで迷っている就活生に参考になれればと思います。
塾のアルバイト経験を使う際に、どのようなことを意識したのかを下の記事を参考にしていただけたら幸いです。
【企業用】
ES用
私が学生時代に取り組んだことは「塾のアルバイト」です。
学生時代から塾講師をしており、「自分に自信がない」という生徒に成功体験を一緒につくりたいという思いがありました。
そこで第一志望校合格という大きな目標に向け、その成果を可視化するために「担当生徒の第一志望校の合格率 70%以上を達成する」という指標をたてました。しかし、授業内だけではそれを達成することが難しいと考え、自分の時間があるときは授業外で苦手な単元などのサポートをするなど生徒が理解するまで粘り強く教えるなど生徒と隣にいる時間を増やしました。
結果として、2022 年度の担当生徒の第1志望校の合格率 84.2%を記録し、目標を達成できました。
それでは、面接での話した内容も載せていきます。
僕のESでの書き方と面接での話し方の違いを確認してみましょう。
面接用
私が学生時代に取り組んだことは「塾のアルバイト」です。
学生時代から塾講師をしており、「自分に自信がない」という生徒に成功体験を一緒につくりたいという思いがありました。
そこで第一志望校合格という大きな目標に向け、その成果を可視化するために「担当生徒の第一志望校の合格率 70%以上を達成する」という指標をたてました。
しかし、授業内だけではそれを達成することが難しいと考え、自分の時間があるときは授業外で苦手な単元などのサポートをするなど生徒が理解するまで粘り強く教えるなど生徒と隣にいる時間を増やしました。
また、模試などを活用し、客観的かつ計画的に何が今の段階で必要なことなのかを提案することで現状を可視化させるとともに、課題に生徒一人になっても取り組めるように「目標達成のためのマネジメント力」の育成にも力を入れた。
結果として、2022 年度の担当生徒の第1志望校の合格率 84.2%を記録し、目標を達成できました。
少し長いように思うかもしれませんが、話すのに約1分10秒くらいです。
面接官の質問も万全な体制を!!
ガクチカには、深掘りもされる質問もありましたので、いくつかの質問に対して、回答を用意していました。
いくつか例を挙げますので、対策する際の参考にしてみてください!
質問1:
「第一志望校合格」をなぜ目標としたのか。
回答1:
理由は、その学校が自分が進みたい分野や興味を持っている分野において、最高水準の教育を提供していると認識しているからです。
その学校で学ぶことで、自分のキャリアアップや将来の展望を実現するために必要なスキルや知識を身につけることができ、自分の夢を追いかけ、自分自身が成し遂げたいことを達成するためには、最高の環境で学ぶことが重要だと感じています。
一方で、定期テストを目標にすることは、単にテストで良い成績を出すことに集中してしまい、それが続くことでモチベーションが低下する可能性があるため、適切ではないと考えました。
第一志望校合格を目標にすることで、自分自身の成長や目標達成に向けて、より一層努力できると考えたからです。
質問2:
他に目標を達成するために取り組んだことはありますか?
回答2:
目標を成し遂げるために、主に3つを行いました。
1つ目は、授業曜日以外での自習時間を定期的に確保するなど生徒自身の勉強量に伴って、常にアウトプットの時間を増やすようにしたのと生徒の成長度の推移が確認できるように意識しました。
2つ目は、一つ目で挙げた内容を生徒との口約束などのようにさせず、より実現できるように、ご家庭との面談の際に「どういう目的でこれをするのか」を伝え、目線合わせに注力し、ご家庭にも応援してもらう体制をつくりました。
3つ目は、模試などを活用し、客観的かつ計画的に何が今の段階で必要なことなのかを提案することで現状を可視化させるとともに、課題に生徒一人になっても取り組めるように「目標達成のためのマネジメント力」の育成にも力を入れた。
質問3:
この経験から、あなたは何を得ましたか。
回答3:
目標を成し遂げるために、「粘り強く寄り添うことができる」という能力を磨くことができたと考えています。
また、目標を達成するために、あらやる手段を尽くすことが相手との信頼関係を築きやすい方法だと改めて実感しました。
質問4:
「目標を成し遂げるために、粘り強く寄り添うことができる」は御社のどういったところで貢献できると思う?
回答4:
御社は、(お客様に対して高品質なサービスを提供することが求められます)。
しかし、そのためには、お客様のニーズや要望を正確に理解し、適切な教育提案をすることが必要です。その際、お客様が抱える課題や問題に対して、短期的な目的だけでなく、長期的な視野で寄り添うことが大切だと考えられます。
そこで、目標を成し遂げるために必要な粘り強さと、お客様の立場に立った対応ができる人材こそが御社にとって大きな貢献ができると考えております。
また、子どもたち一人ひとりに寄り添い、目標に向かって粘り強くともに取り組み、課題に直面しても諦めずに改善を続けることもするべきだとも思います。
( )の部分は、その会社の強みと合わせると効果的!
もしくは「企業の弱みを自分の強みで補えたい」もいいが、これをつくる難易度は高いです。
【学校法人用】
ES用
私学生時代に打ち込んだことは「プログラミング教室の講師」です。
学生時代のプログラミング教室講師の経験を通じて、生徒たちが果敢に何かを生み出し続ける能力を育成することに情熱を注いできました。
過去のプログラミング教室では、講師の不適切な対応が続いていたため、プログラミングの面白さを知る前に解約する生徒が多くなり、非常に悔しい思いをしました。この経験で、現在在籍している生徒たちには、最後まで続けて良かったと安心感を与えたいと考えるようになりました。
そこで、独自に「制作物シート」というツールを開発しました。これは、生徒が保護者に自分の成果物を見せる際に、叶えたい理想の自分を想像させるためのものであり、それをより実現させるために現時点で必要な工程やプログラミングスキル、成果物の推しポイントを書き出すように促しました。
このアプローチの結果、次年度もプログラミング教室を継続したいという生徒や、ハイレベルなコースで挑戦したいという生徒が増えました。それだけでなく、前年度と比べて在籍生徒数が2倍になるなど、モチベーションの向上だけでなく、教室全体の成長にも貢献できました。
それでは、面接での話した内容も載せていきます。
僕のESでの書き方と面接での話し方の違いを確認してみましょう。
面接用
私が学生時代に打ち込んだことは「プログラミング教室の講師」です。
学生時代のプログラミング教室講師の経験を通じて、生徒たちが果敢に何かを生み出し続ける能力を育成しました。
過去の教室では不適切な対応があり、プログラミングの面白さを知る前に解約する生徒が多くなり、非常に悔しい思いをしました。この経験で、現在在籍している生徒たちだけでも、プログラミングの面白さやこれがどのように活用できるのかを実感してもらいたいと考えるようになりました。そこで「制作物シート」というツールを開発し、既存のサービスに加えることで生徒の意欲を引き出せるように取り組みました。
このアプローチの結果、「来年度も続けたい!」「上のコースで頑張ってみたい!」という生徒の意欲が高めることができました。また在籍数も増え、教室の発展にも貢献できました。
こっちは、話すのに約1分くらいです。面接用が短いですね。
ここは臨機応変です。ただ具体的な部分はそがないように常に心がけましたので、意味は通じてます。
ESに書いていることは、正直見ればわかります。なので、口で伝えるときへの配慮は「常に言っていることが鮮明にイメージできるか」ということです。
面接官の質問も万全な体制を!!
ガクチカには、深掘りもされる質問もありましたので、いくつかの質問に対して、回答を用意していました。
いくつか例を挙げますので、対策する際の参考にしてみてください!
質問1:
「制作物シート」を開発する動機は何でしたか?
回答1:
過去に不適切な対応のためにプログラミング教室を早期に解約する生徒が多く、それが非常に悔しく感じたからです。
その経験から、在籍している生徒たちには最後まで続けて良かったと感じてもらいたいと思うようになりました。制作物シートはその一環として考案しました。
制作物シートは、PDCAサイクルの循環を良くするために改良や検証を小学生向けに行なった僕独自につくったシート。
質問2:
あなたの取り組みが教室の生徒数や生徒のモチベーションにどのように影響を与えましたか?
回答2:
制作物シートの導入により、生徒たちは自身の成長を具体的に視覚化し、挑戦したいコースを選びやすくなりました。
結果として、次年度もプログラミング教室を継続したいという生徒や、ハイレベルなコースに挑戦したいという生徒が増えました。また、教室全体としては前年度と比べて生徒数が2倍に増え、教室の成長にも大いに貢献しました。
質問3:
今後、あなたの経験や「制作物シート」を活用して何を達成したいと考えていますか?
回答3:
今後も「制作物シート」の活用を通じて、生徒たちが自分自身の能力や成果を認識し、自信を持てる環境を提供し続けたいと思っています。
それによって、さらに多くの生徒がプログラミングの楽しさを知り、継続的に学び続けることを目指しています。
質問4:
この経験を通して、何を得られましたか。
回答4:
この経験を通じて、私は学習者のモチベーションを引き出す手法と教育環境の改善の重要性を学びました。
自己開発した「制作物シート」が生徒の学習意欲を向上させ、生徒数の増加につながるという成果を得ることで、自身のアイデアが実際の問題解決に寄与できるという自信を得ました。
また、生徒自身の学びを促進し、可能性を最大限に引き出す手助けをするという教師の新たな役割について学びました。
質問5:
プログラミング教室の講師としての経験があなたのプログラミングスキルにどのように影響を与えましたか?
回答5:
教えることは学ぶことの一部で、生徒たちにプログラミングを教えることで私自身の理解も深まりました。また、生徒たちの質問に答えるために、より高度な知識を身につけ、新たな解決策を模索する必要があったため、自分自身のプログラミングスキルも向上しました。
質問6:
今後、あなたの経験や「制作物シート」のアイデアをどのように広めたいと考えていますか?
回答6:
私のアイデアが学生たちのモチベーションを向上させ、教室の成長に貢献したという結果から、このアプローチをさらに広げることができればと思っています。
可能であれば、他のプログラミング教室や教育環境でも採用されるように、私の経験と「制作物シート」のコンセプトを共有したいと思っています。
質問7:
「制作物シート」のアイデアを思いついたときの具体的な瞬間や経緯を教えてください。
回答7:
プログラミング教室で講師を務めていたとき、生徒たちが挑戦心を失って学習をやめてしまうことが度々ありました。それは私にとって非常に悔しい経験でした。
そんなときに、生徒たちが自分自身の目標を設定し、その達成に必要なスキルを具体的に理解することで、自己主導の学習が可能になる方法はないかと考えたのが始まりでした。
そして、その解決策として「制作物シート」のアイデアを思いついたのです。
【補足】ESと面接での話す内容は異なれ
面接では、ESの内容をグレードアップさせ、面接官が字では想像できない部分を補うことに徹するのが一番のです。
一方で、ただガクチカの内容を言うだけではなく、話し方に抑揚をつけたり、相手の目を見て話すとか、ESの内容を少し具体性を増して話すなど、そうしたコミュニケーションの工夫を行っていました。
ここの部分は、普段でも意識できる部分なので、鏡の前やスマホに自分が話している姿を録画して、あとで見るのもありです!
自分は、スマホに録画した派の人間です。最初はやっぱり恥ずかしいです笑
でも自分の人生がかかってたので、そんなこと言ってられませんので、だんだんと慣れてきました。
ガクチカの文が思いつかない場合
こんなガクチカを作るには、裏ではかなりの労力と時間をかけました。本当に人生をかけてやってるので、マジでしぬもの狂いでやり切りました。
そんなやり切れた裏では、いま話題の「chatGPT」があったおかげで、僕は色々と助かりました。
実は、あのAIってかなり優秀でして、実際に使うとわかるのですが、文章作成の時間がすぐに終わってしまうのです。一方で、無料版のchatGPTでは、事実ではないことを書いてしまうので不便です。
ですが、まだ諦めないでください!
こちら側でそうしたことズレを修正できる可能性があります。
「chatGPT」でガクチカ文作成!
さて、その方法を解説します。それは「定義」をしてあげることです。
僕は情報学部でAIについて、深く学びました。AIは、膨大なデータの中から人が求めている回答を生成します。
一方で、効率的かつ、正確に情報を引き出すには、どう引き出して欲しいか「定義」をすると、実は精度が上がります。
単純に、「ガクチカ作って」だと
どこを志望して、何をしてる人か分からないけど、とりあえず当たり障りのないみんなに共通する回答が返ってきやすい
無料版でも、定義の仕方をしっかりすれば、回答もいい感じになるというところを今からお見せします!
定義
無料版chatGPTに以下の、典型文を送りましょう。
以下、chatGPTに送る文です↓
あなたは、就活生です。
面接官に書類で「学生時代に打ち込んだこと」を書きます。 あなたのプロフィールは、以下のものです。
・〇〇(アルバイト、サークル・部活、インターンなど)
これらのワードの中から、もしくは関連したワードをいくつかを使って、学生時代に打ち込んだことを200字と400字でまとめてください。
典型文を作成するにあたってのルール
-
○の部分は、ご自身が考えたものに変えて、打ち直してください。
-
できるだけ、詳細に書くこと!
-
○の部分は、ひとつだけ書いてください。何個も思いついている場合は、また再度、典型文の○の部分を書き直し、chatGPTに送る。
ちなみに、200文字や400文字にしている理由は、企業側で設定している分量の中で、その2つが特に多いからです。
送った結果
実際に、下の文を送ってました。
あなたは、就活生です。
面接官に書類で「学生時代に打ち込んだこと」を書きます。学生時代に打ち込んだことでは、以下のことをやりました。
・塾のアルバイト(塾講師)を4年間続けている。
これらのワードの中から、もしくは関連したワードをいくつかを使って、学生時代に打ち込んだことを200字と400字でまとめてください。
chatGPTの回答結果
200字:
学生時代には、4年間にわたり塾のアルバイトである塾講師として、熱心に活動しました。これは私にとって単なるアルバイト以上のもので、貴重な経験でした。生徒たちに知識を伝える喜びを感じ、教育の重要性を再認識しました。
週末や夏休みにも時間を割いて指導し、生徒たちの成績向上に貢献できたことを誇りに思います。
この経験から、コミュニケーション能力、リーダーシップ、忍耐力など多くのスキルを磨きました。また、教育が社会に与える影響を理解し、今後のキャリアにおいても教育分野に貢献したいという強い意欲を持っています。
400字:
学生時代には、4年間にわたり塾のアルバイトである塾講師として、情熱的に取り組みました。この経験は私にとって単なるアルバイト以上のもので、貴重な学びの場でした。
生徒たちに数学や科学の知識を伝え、彼らの成績向上に寄与する機会を持ち、その喜びを共有しました。指導の過程で、コミュニケーション能力を向上させ、異なる学習スタイルに対応するスキルを磨きました。
また、この経験からリーダーシップと忍耐力も培いました。クラス全体をまとめ、生徒たちが目標に向かって進むための指導を行う中で、リーダーシップの重要性を学びました。また、生徒たちが学習の過程で困難にぶつかることがありましたが、その度に忍耐力を養う機会とし、困難を克服する方法を見つけました。
さらに、教育が社会に与える影響を深く理解し、教育の重要性を再確認しました。今後のキャリアにおいても、教育分野での貢献を目指しています。
教育は社会の発展に直結し、次世代のリーダーを育てる重要な役割を果たしています。私はこの役割に貢献する一環として、教育分野でのキャリアを築く決意をしています。塾講師としての経験が、私の教育への情熱をさらに燃やし、将来的な目標に向かって進む原動力となっています。
文字数をオーバーしていますが、今出てきたキーワードで重要そうなのをメモし、なくてもいいものを消す「添削」までが、『就活』×『chatGPT活用』のセットです。
直したものをchatGPTで、感想を求めたり、添削をしてもらうのも効果的です!
志望業界まで絞れている場合
この場合でも典型文が使えます!
以下の文を参考にしてみてください。
あなたは、就活生です。
面接官に書類で「学生時代に打ち込んだこと」を書きます。学生時代に打ち込んだことでは、以下のことをやりました。
・塾のアルバイト(塾講師)を4年間続けている。
・総合商社を就活で志望している。(追加項目)
これらのワードの中から、もしくは関連したワードをいくつかを使って、学生時代に打ち込んだことを200字と400字でまとめてください。
典型文を作成するにあたってのルール
-
志望業界も1つだけ書き込む。
-
他にも希望している場合は、再度、書き直し、chatGPTに送る。
chatGPTの回答結果
200字:
学生時代、4年間にわたり個別塾で塾講師として働きました。この経験は私にとって大きな成長の機会で、教育への情熱を育みました。生徒たちとの対話を通じてコミュニケーション能力を向上させ、異なる学習スタイルに柔軟に対応するスキルを養いました。
総合商社を志望している理由は、この経験が私にビジネスの世界での価値を提供できると確信しているからです。教育とビジネスは密接に関連し、教育経験がビジネスにおいても成功を収める上で有益であると考えています。
私は総合商社でのキャリアを通じて、教育とビジネスの融合を実現し、社会に対して持続的な貢献をする決意をしています。
400字:
学生時代において、私は4年間にわたり個別塾でのアルバイト、具体的には塾講師として熱心に活動しました。この経験は私にとって非常に特別で、教育への情熱とリーダーシップの発展に大きく貢献しました。
塾講師としての役割では、生徒たちに数学や科学の知識を伝えるだけでなく、彼らの学習スキルや自己信頼心を向上させることが求められました。個別のニーズに合わせた教材とアプローチを提供するため、コミュニケーション能力と柔軟性が不可欠でした。クラス全体をまとめ、学習の進行を管理する中でリーダーシップの重要性を学びました。生徒たちが困難にぶつかったとき、忍耐力を養い、協力して困難を克服する方法を見つけました。
この経験は、私の就活での志望分野である総合商社への道を切り拓く一助となりました。総合商社では、異なるビジネス分野でチームワークと戦略的思考が不可欠です。塾講師としての経験が、異なる背景や学習スタイルを持つ生徒と効果的に協力し、共に成長する能力を高めました。また、飲食業界志望でもお客様とのコミュニケーションが重要ですが、塾講師としての経験はお客様志向のサービス提供に適しています。
私は教育とビジネスの結びつきを深く理解し、将来のキャリアにおいても社会に対して価値を提供することを目指しています。総合商社でのキャリアを通じて、教育とビジネスの融合を実現し、持続可能な社会的貢献を追求する決意を強調しています。
文字数はさておき、全体的にいい感じですね。視点をどのようにもてばガクチカが書けるのかが理解できたかと思います。
最後に
実際にChatGPTにガクチカを作成させることは、いまや就活において必須なツールになりつつあります。ただし、あくまでもサポートとしてつかいましょう。
塾のアルバイト経験は見方によれば、教育業界だけしか使えないわけではないので自己分析をおこない、自分がそこで何を得て、何を感じることができたのか、そこからはじめてもいいかもしれません。