
「このあと職員会議があるから、手が離せないんだ。ごめんね」
「今日は職員会議なので授業時間が短くなります!」
そもそも職員会議ってなんだ?
そんな思いを感じている人は少なからずいるでしょう。何を話すんだろう。などなど疑問をもっていたと思います。
そこで今回は職員会議とはなにか、また職員会議って何を話す場なのかを確認していきたいとおもいます。僕の実体験も交ぜていきながら、話題を広げていきます。
今回の記事では、以下の内容をご紹介します。
- 職員会議とは
- 検討される職員会議の議題とは
- 職員会議前日まで、当日のスケジュールの動き など

元塾講師6年 / 2023年度 第1志望校合格率 "71.4%"達成!(難関校合格あり)
高校数学・情報の教員免許取得!(元 科目等履修生[2年間])
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!
- 職員会議とは
- 職員会議とは
- 職員会議の内容とは
- 教員で中身を確認し、採決する場合
- 教員で中身を確認し、決を採らない場合
- 教員へ中身を認知してもらう場合
- 実際の職員会議のスケジュールをみてみよう
- 職員会議前日までの動き
- 発信する教員側
- それ以外の教員/生徒
- 職員会議当日の動き
- 最後に
職員会議とは
職員会議とは
職員会議の特徴として、学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)の第48条に定められています。
【職員会議の特徴】
- 学校の設置者の定めるところによりおかれるもの。
- 校長の職務の円滑な執行に資することを目的とする。
- 校長が主宰する。
また、職員会議をおくことができるのは、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校です。ちなみに、大学、短期大学、大学院、高等専門学校は、教授会がその役割を担っています。
職員会議の内容とは
議題は多種多様なので、限定的にこれだとは言えません。
内容は一貫として「学校に関するすべて」のことを検討し、全教職員に共通認識をもたせることは確かです。
例を挙げると
- 校務分掌(生徒会課、生活指導課、広報課、教務課など)で議論し、今後進めていきたい議題【例:校則の見直し、文化祭のコンセプト等】
- 来年度から変更になるカリキュラム/新課程の草案確認、精査
- 学校で許諾を得た資料やイベントに関して教員へ共通認識を持たせる、質問対応
- 入学試験に関すること
- 学期ごとに周知しておきたい在学生の情報
- 緊急かつ重大事案の経過、報告(学級閉鎖、学校閉鎖、生徒に関する事件・事故、懲戒処分【停学、無期停学、転学、退学】、地域トラブル)
- 給与、賞与について など
学校に関わることというのは、生徒や教職員、学校(施設、行事等)など多岐にわたることがご理解いただけたと思います。
職員会議で扱う話題は多種多様ですが、たった一つだけ特徴づけるとするのであれば、以下の特徴が挙げられると思います。
教員で中身を確認し、採決する場合
先ほどの例で言えば、以下の議題が採決を要するものだと考えられます。
- 来年度から変更になるカリキュラム/新課程の草案確認、精査
- 校務分掌(生徒会課、生活指導課、広報課、教務課など)で議論し、今後進めていきたい議題【例:校則の見直し、文化祭のコンセプト等】の一部
採決をとる基準としては、文化祭や体育祭などの行事で昨年度までとはちがった方針や新しいルールを設けて実施したいなど、これまでのものを刷新したルールや制度、方針を展開する必要があるものです。
だから、全教員から理解をえて、許諾をもらう機会を設けているのだと思います。
教員で中身を確認し、決を採らない場合
以前、職員会議で合意を得たものを、再度、全教員に承諾してもらう必要がないものだと考えていいと思います。
一方で、学校単位であらかじめルールとして決めているものは採択されないです。例えば、学校の組織運営について(人事発表含む)とかは会社同様、人事に口を出すなんて考えられないように、学校も同様です。
教員へ中身を認知してもらう場合
一応、補足です。採決する必要がないのですが、例えば、提出期限がある書類を教職員に促したり、共通認識を持たせるための周知の場として機能している場合もあります。朝礼?みたいな感じですかね。
実際の職員会議のスケジュールをみてみよう
職員会議の中身は多岐にわたっている。そんなイメージが現状あれば問題ありません。続いて、職員会議の前日まで、そして当日のスケジュールを、実際に僕の勤務先をもとに分析してみましょう。
職員会議前日までの動き
発信者側
職員会議で検討したい議題やどこから発信するかを教頭に伝えます。
例えば、1か月後に広報課が進める学校行事があるので、それに関するコンセプトや当日の詳細を教職員に周知したいので、お時間をいただきたいと伝えます。
もし、当日教職員で検討するために必要な資料があるときは起案を上げます。そして、当日教職員から質問・相談が想定されるので、それらに関する回答も準備します。
発信者側以外
職員当日は授業の1コマの授業時間が短縮されるので、下校時間が短くなります。そして、職員会議中は会議で使用中の施設内に生徒が立ち入れないこを生徒に周知させます。
当然ながら、生徒は早く下校できることに喜びます。一方で、教員になって初めて気づいたのが、部活動に関する生徒は微妙な感じです。
早く始まるから早く部活動が終わるところもあれば、部活動の時間がより長くなることにがっかりする人もいるので、生徒にとって職員会議はくせものかもしれません。
短縮する理由は、十分な会議時間を確保するためだと思います。
職員会議当日の動き
内容は先ほど紹介しましたが、会議全体の紹介はここからです。具体的な議題内容は伏せますが、皆さまにイメージできるように説明します。
(1)前回職員会議の内容を確認
(2)本職員会議のアジェンダを確認
(3)服装規定(校則について)の一部を変更(中身を吟味し、採決)
(4)入試当日について
(5)本職員会議の校長決裁
(6)その他(ここは全体へ周知するお知らせが多い)
僕の勤務先で、実際に昨年度のある月の職員会議で話された内容です。
印象に残っているのは「(3)服装規定(校則について)の一部を変更(中身を吟味し、採決)」です。当日は、教員ごとの価値観のぶつかり合いでかなり質問や意見が飛び交いました。
服務規定に関して、職員会議後、しっかりと生徒全体へ周知し、新入生の生徒手帳にはそのルールが盛り込まれました。ただ、生徒からは穴を指摘されたりと転換期の生徒対応は難しいと感じます。
最後に
職員会議は、学校ごとにあり方や進め方は異なるので「参考」としてください。一方で、会議内容についてはどの学校も似ているので、そこまで違いはないと思います。
この記事で、学校についてより理解を深められたら非常に嬉しいです。