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教員5か月目を終えた新任教員のリアルを紹介!|教員の夏休み事情、部活合宿で事件!?

新卒教員が学校生活を通して、どのように感じているのか。

また5か月を乗り越えるためにしてきた方法とはどんなものなのか知りたい。

 

そうした疑問をお持ちの方にとって、非常に有意義になるとおもいます!

 

教員は「多忙」のイメージが強く印象に残っているとおもいます。そうしたことから教員をやめたいと嘆く方も少なくありません。

 

今回は教員5か月目を終えた新任教員のリアルをご紹介します。

実際に働くことで教員のイメージと現実がどのように異なるのか。経験も織り交ぜながら、お伝えします!

 

 

今回の記事では、以下の内容をご紹介します。

  • 教員5か月目を終えてみて気づいたこと
  • 分掌が本格化!説明会のチーフに任命!?
  • 部活の合宿で事件発生!?
  • 教員の夏休み事情公開

 

 

 

[作成者:ます]
文系から情報科教員(1年目:2024年4月-)

塾講師6年 / 2023年度 第1志望校合格率 "71.4%"達成!(難関校合格あり)
高校数学・情報の教員免許取得!(元 科目等履修生[2年間])
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!

 

目次
  1. 教員5か月目を終えた新任教員のリアルを紹介
    • 分掌が活発化!学校説明会がスタート!
    • ついに教科研修をすることに!
    • 部活の合宿で事件発生!?
    • 特にやることがない夏休み
    • お盆休みをもらえたよ
  2. 最後に

 

 

教員5ヶ月目を終えた新任教員のリアルを紹介

分掌が活発化!学校説明会がスタート

さて、4ヶ月目でも話しましたが、分掌の広報課がついに活発化します。

この時期は外部向けのイベントが多くなります。うちの学校では『学校説明会』を開催しました。

 

学校説明会では、学校のコース・カリキュラム、全体の雰囲気、校風、そして教職員や生徒の様子まで広く聞かれ、見られます。つまりは、その状況しだいで、来年の受験校になるならないが決まってきます。

 

なんと、新卒の僕がいきなり説明会のチーフを担当することになりました。こんな大役できるわけがないと考えていました。一方で、新卒1年目からこうした経験ができるのは、ほかの新卒と比較しても非常に恵まれているし、自分にとって成長につながると確信しました。

 

本番前はさまざまなことがありましたが、なんとか無事本番を迎え、当日も難なく成功させることができました。本当に良かったです。

この記事では達成感などを詳細にかくことはできませんが、自分の成長の基礎につながったとおもいます。

 

 

ついに教科研修をすることに!

新任研修は4月から継続的に行っていましたが、いよいよ教科に関する研修をすることになりました。今回は情報科メインの研修です。

 

学校内ではなく、外部で実施されたイベントに応募し、参加したというのが流れになります。内容はそれぞれの学校が進めている『ICT教育』について講義形式で行なわれました。

 

感想としては、全体的に非常に有意義なものでした。

一つひとつの学校が『ICT教育』をどう進めるか考え抜き、それをどう円滑に運用していき、生徒に還元することができるのか、など 様々な視点を得ることができます。

 

教員免許の更新制度がなくなり、教員としてのスキル磨きや実践的な内容を教わる機会をどのように増やしていくか悩んでいました。

こうした機会を相手からつくってもらうのではなく、自分からつかみにいかないと廃れていくと感じさせられました。

 

教員免許の更新制度について解説した記事がありますので、ご参考までに

www.brain-a-campus.com

 

 

部活の合宿で事件発生!?

この事件は僕の教員人生のなかで、上位にはいるほど印象深い出来事になると考えています。

 

発端は、ある部員の相談から始まりました。

詳細を聞くと財布の中身からいくらかお金が無くなっており、かつ、それが何人もいる状況であるとのことでした。そして、窃盗犯の目星もついているとのことでした。

 

それが身内だと言うのです。

 

顧問としてどうするべきか、もう一人の顧問と話し合い、非常に頭を悩ませる事案でした。結論としては学校に報告し、今後の対応を部として明確にし、改めてどうするべきか部全体に問いかけ、いまに至ります。

 

もちろん、こうしたことは今後あっては当然いけません。この出来事はむしろ勉強になることばかりでした。とはいえ、1年目でこの事案は濃すぎるって…。

 

 

特にやることがない夏休み

教員の多忙さは有名です。

ですが、それは教室や学校内に生徒がいなければ話は別です。教員の仕事は「生徒がいれば、教員あり」といっても過言ではありません。

 

その生徒が登校しないと、教員は暇なときは暇です。

ですので、計画的に遅刻や早退をするやり方を覚えました。もちろん、給料にひびかない程度にです。

また、フレキシブルタイム的なこともできることを夏休み中に知ることができ、意外と私立教員がブラックと思うことが少なくなりました。

 

 

お盆休みをもらえたよ

以前から部活がネックなことは記事で紹介していましたが、ついにお盆休みをいただけることに!!

 

8月の中盤あたりの1週間は実家に帰り、学校のことをひたすらに忘れていました。休みが終わった次の日は大会でしたが、リフレッシュが出来ました!

 

 

最後に

自分が学校で過ごした5カ月間を振り返り、改めて教員の偉大さや大変さ、そしておかれている環境について深く考えられた8月でした。

 

9月も頑張っていきたいです。