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教員4か月目を終えた新任教員のリアルを紹介!|夏期講習を担当!?部活の合宿が本格化

新卒教員が学校生活を通して、どのように感じているのか。

また4か月を乗り越えるためにしてきた方法とはどんなものなのか知りたい。

 

そうした疑問をお持ちの方にとって、非常に有意義になるとおもいます!

 

教員は「多忙」のイメージが強く印象に残っているとおもいます。そうしたことから教員をやめたいと嘆く方も少なくありません。

 

今回は教員4か月目を終えた新任教員のリアルをご紹介します。

実際に働くことで教員のイメージと現実がどのように異なるのか。経験も織り交ぜながら、お伝えします!

 

 

今回の記事では、以下の内容をご紹介します。

  • 教員4か月目を終えてみて気づいたこと
  • 分掌の仕事が本格化!
  • ついに部活の合宿が始まる
  • 夏期講習を担当することに!?

 

 

 

[作成者:ます]
文系から情報科教員(1年目:2024年4月-)

塾講師6年 / 2023年度 第1志望校合格率 "71.4%"達成!(難関校合格あり)
高校数学・情報の教員免許取得!(元 科目等履修生[2年間])
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!

 

目次
  1. 教員4か月目を終えた新任教員のリアルを紹介
    • 夏休みがいよいよ開始!
    • 広報の仕事が本格化
    • 部活動の合宿がいよいよ始まる
    • 夏期講習を任される
  2. 最後に

 

 

教員4ヶ月目を終えた新任教員のリアルを紹介

夏休みがいよいよ開始!

学年ごとにそれぞれ苦労したことはありますが、この時期に特に大変だったのが高校3年生!

 

指定校推薦などの推薦入試を狙っている生徒は、評定などの成績が気になるわけですね。あとはそれを元に三者面談があったりとドキドキするわけです。

 

  • 「この定期テストの点数なら『5』ですよね?」
  • 「僕の課題は満点ですか?」 など

 

成績表が出るまでじっとしてなよと一蹴したい気分でした。

 

 

とにかく生徒に言ってたのは

  • 「課題は自分が納得するまでやった?」
  • 定期テスト以外も見てるからね」  など

 

 

想像していた評定があまり良くない状況で落胆しないように、常に色んなケースを考えながら行動しようと話をしていました。

 

あとは頑張ってるなら他人にもそれは認められるし、一つでも抜いてるところがあるなら、それを他人も見てるとそれっぽいことを言ってました。

 

 

広報の仕事が本格化

僕は「広報課」に所属しています。

この時期から、来年の入試に向けて、本校を知ってもらうためのイベント(学校説明会など)を主催するので、その手伝いが特に大変でした。

 

イベントの段取りや当日想定されるトラブルなどの目線合わせなど、打ち合わせも同時進行でしたので、7月は広報で動く時間が多い印象でした。

 

そして、僕はそのイベントの一つに生徒も参画するものがあったので、それの生徒向けの説明会を僕が担当したりと教員1年目とは思えない仕事のレベル感を目の当たりにしました。

 

1年目に任せちゃうそれ?みたいなことが最近頻発しています。

 

 

部活動の合宿がいよいよ始まる

合宿自体は8月ですが、合宿に行くための準備が必要でした。

主に、合宿に関する「書類作成」です。

 

生徒を親元から何日間か離れたところで生活をするわけですから、合宿をするにあたって学校の許可は必須になります。

 

主に以下の項目を作成しました。

  • 何名の生徒が合宿に向かうのか
  • どこで合宿するのか(ホテルや練習場所 等)
  • 合宿中の予定はどうなるのか(ご飯はいつ、練習はいつ・どこ 等)
  • 保護者へ合宿許諾はとったか など

 

特に、保護者へ合宿許諾が大変でした。

それを紙媒体にして、生徒に渡すのですが、いつまで経っても親に渡してくれない紙を失くしたからまたください、とかトホホって感じです。

 

もっと大事なものだからしっかりと管理してほしいという思いです。

 

今回、ホテルやバスの手配などは担当しなかったので、業務的にはそこまで大変ではありませんでした。しかし、自分のできることが増えるとこういうタスクが増えていくと考えると…

 

 

夏期講習を任される

元塾講師なら、なんと言っても季節講習は腕がなります。

夏期講習を主催する教務の方からやらないかとお誘いがありましたので、即やりますと返事をしました。

 

夏休みは受験生にとって、『受験の天王山』と言われるほど、いかにその時期の過ごし方しだいで成績の伸び率がかなり異なります。

 

今回は文系選択者の数学を担当したのですが

まぁ案の定、生徒の全体のやる気はなかったですね。

 

ですが、そのやる気をいかに上げ、そういった生徒の増やす。あるいは講習中のやる気を維持させるかを考えるのは本当に楽しみでした。

 

今回の講習でも通常授業同様に、「グループ学習」をさせてみました

なんとこれがドンピシャにハマり、不明な点は周りに質問、そして理解し合う環境や挑戦する姿勢が日を追うごとにあらわれ、自分のミッションは達成されました。

 

ただ、来年もやるかは微妙です。来年は来年でまた取り巻く環境が変わる気がします。

 

 

最後に

教員ってなにかしら忙しいですね。

時期によって忙しさが変わるのもどう対応すればいいのかは、まだ1年目ではわかりません。ですが、のまれたくはないですね。

 

8月も頑張っていきたいです。