新卒教員が学校生活を通して、どのように感じているのか。
また3か月を乗り越えるためにしてきた方法とはどんなものなのか知りたい。
そうした疑問をお持ちの方にとって、非常に有意義になるとおもいます!
教員は「多忙」のイメージが強く印象に残っているとおもいます。そうしたことから教員をやめたいと嘆く方も少なくありません。
今回は教員3か月目を終えた新任教員のリアルをご紹介します。
実際に働くことで教員のイメージと現実がどのように異なるのか。経験も織り交ぜながら、お伝えします!
今回の記事では、以下の内容をご紹介します。
- 教員3か月目を終えてみて気づいたこと
- 定期試験の問題作成を担当することに!
- データ分析してみた「グループ学習の効果」とは
塾講師6年 / 2023年度 第1志望校合格率 "71.4%"達成!(難関校合格あり)
高校数学・情報の教員免許取得!(元 科目等履修生[2年間])
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!
- 教員2か月目を終えた新任教員のリアルを紹介
- 定期試験の作成に挑む!
- 部活が本格的に忙しくなる
- 授業の評価アンケートを実施してみた
- 最後に
教員3か月目を終えた新任教員のリアルを紹介
定期試験の作成に挑む!
さて、6月といえば『定期試験』のシーズンを迎えた学校も多いとおもいます。
勤務先でもまさに定期試験で教員は各教科ごとに連携をとり、準備を進めていました。
今回は数学と情報どちらも定期試験をむかえていたので、僕もできる限り授業をテスト範囲を終わらせられるように努めました。
実は、自分は今学期において、定期試験の作成も並行していました。
今回は教科主任のお声かけから、情報Ⅰの問題の一部作成に携わらせていただきました。
1年目からこのような経験ができるのも非常に貴重だと感じています!
作成する上での気をつけなければいけない点や問題レベルの段階など、解く側から『作成する側』でしか、味わえない魅力も体験することができました。
試験期間前や試験中は部活などがないため、何かと集中できることが多くなりました。
だからこそ、この向き合っていく時間は貴重ですし、どうにかできることを増やせたらとおもいました。
この経験から、もっと教材研究や生徒のことをしっかりみていく必要があると改めて痛感しました。
この夏はそうした自己研鑽をすることも忘れないようにしたいです。
教員はツラいこともありますが、やって良かったと感じることもあります。
一つひとつを自分の糧として、吸収したいです。
部活が本格的に忙しくなる
スポーツ関連の部活は、いよいよ夏の大会が見え隠れしていきます。
それに伴って、他校との練習試合も機会が増えてくるでしょう。自分もその一人です。
定期試験もあけると、モードは夏の大会に向けて、選手たちも体づくりをしていきます。夏の大会ではどんな選手たちは見られるのか本当に楽しみです。
一方で、それに伴って、自分に負荷がかかるのでなかなか休めないのもツラい。
休み方を2ヶ月目で覚えたのはいいですが、直近でしっかりと休める日も少ないのが事実です。
こうした環境を自分ではどう向き合うべきなのか、本当に悩みます。これも仕事なんだと割り切るしかないのでしょうか。
2ヶ月目の記事になります。ご参考までに!
授業の評価アンケートを実施してみた
実は、数学の授業では「グループ学習」を取り入れています。
授業スタイルとしては、単元の講義をし、そこからグループで問題を解いてもらい、教員側で解説するという流れです。
グループで学習させる理由としては
- チームの中で質問し合い、説明し合うことで問題を解決する「協働的な学び」を実践する
- 『他者に教える(ラーニングピラミッド)』が学習内容を最も定着させる行動なので、数学が得意な生徒がより理解を深められる
- 教員の説明では理解しづらい部分をグループメンバーがカバーするという構造もできる
こうした狙いが本当に生徒に効果をもたらしているのか、実際に授業を受けている生徒に無記名のアンケートをとってみました!
定期試験前までの授業における「授業内におけるグループ学習の評価」は、以下のようになりました(回答数:41名)。
評価は「1:全体的に悪いと思う」〜「6:全体的に良いと思う」で選択する方式
- 半数以上の生徒がグループ学習に関して、有用性や効果を実感している
同様のアンケートにおいて、グループ学習が「学習習得の観点で効果を実感できているか」の質問に対して(回答数:41名)、次のような結果が得られました。
評価は「1:身にならなかった」〜「6:身になった」で評価者に選択する方式
- グループ学習が学習習得に良い影響をもたらしてくれている
まだ、学期の途中ですが、試行錯誤を繰り返しながら生徒にとって、より最適な学びが提供できるように努力を続けていきたいです。
最後に
6月お疲れ様です。
教員も研鑽は大事なので、得意のデータ分析を活用して、今後の授業スタイルを見極めたいとおもいます。これからイベントはてんこ盛りなので、頑張りたいです。
7月も生き残れるように頑張りたいです。