新卒教員が学校生活を通して、どのように感じているのか。
また2か月を乗り越えるためにしてきた方法とはどんなものなのか知りたい。
そうした疑問をお持ちの方にとって、非常に有意義になるとおもいます!
教員は「多忙」のイメージが強く印象に残っているとおもいます。そうしたことから教員をやめたいと嘆く方も少なくありません。
今回は教員2か月目を終えた新任教員のリアルをご紹介します。
実際に働くことで教員のイメージと現実がどのように異なるのか。経験も織り交ぜながら、お伝えします!
今回の記事では、以下の内容をご紹介します。
- 教員2か月目を終えてみて気づいたこと
- 2か月目をのりこえた休暇制度の存在
- 自分なりのストレス解消法をついに発見!
塾講師6年 / 2023年度 第1志望校合格率 "71.4%"達成!(難関校合格あり)
高校数学・情報の教員免許取得!(元 科目等履修生[2年間])
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!
- 教員2か月目を終えた新任教員のリアルを紹介
- GWの休みが潰れるが"休み方"を覚える
- 職場の環境や教職員の人柄が見えてくる
- 生徒の特性や性質を捉えられる
- 日常のストレス解消法がついに!
- 最後に
教員2か月目を終えた新任教員のリアルを紹介
GWの休みが潰れるが"休み方"を覚える
待ちに待ったGWと言いたいとこですが、僕は部活指導がこの時期にありました。
非常に切ない気持ちになりました。冗談抜きに5月鬱一歩手前でしたね。
ですが、そうした残念な気持ちが晴れる瞬間がありました。
それが「振替休日」という存在でした。
ある日、事務の方からメールが来て「休日出勤(=残業)が多いので振替休日をとってください」とありました。
どうやって休むのかあまりイメージがつかない状況でしたので、事務室まで質問をしに訪れました。
話をまとめると
- オンライン上で振替休日を申請し、公休扱いにする
- 教務に相談し授業自体をなくす など
一方で、教員が休みづらい現状があると思うけど、それは教務に任せれば問題ないとのことでしたので、GWで出勤した分を平日の午後から休みを取ることにしました。
結論、至福の時間でした。
午後から何もしなくていいという快感を僕は覚えました(もちろんその日やるべきことは終わらせてから)。
後日、改めて考えてみると
- 私立は企業と同じ扱いなので、労働時間に関してかなり厳しく見られる
- 同期も同じような休み方をしていた(休んだ本人から聞いた)
- 先輩教員もちょくちょく休みをとっている(環境的に休める時に休め精神)
こうした職場の雰囲気があるならいつでも休めるなと思い、5月は2回ほど休み、6月にも休みを計画してました。
新卒の皆さんは、特に休暇制度を確認しましょう。
まだ辞めるのは早いです!!
職場の環境や教職員の人柄が見えてくる
今まではとにかく業務や環境に慣れていくのに必死でした。
ですが、回数もこなすと段々「慣れ」や「サボり方(=省エネ)」も生み出せるようになったのも事実です。
特に印象的なのが、教職員の人柄です。
自分で精一杯だったのが周りに目を向けられるようになり、趣味の人間観察が徐々にできるようになりました。
なので、以下の動きが分かるようになりました。
- この人なんでこんな動き回ってるのか(=暇だから、新人などの教員を監視)
- よくこの人この時間寝てるなぁ
- 仲が良い教職員、仲が悪い教職員の把握
- 性格が温厚な教職員、性格が悪い教職員
この情報をもとに教職員の動向を知り、地雷を踏まないように気をつけています。
学校現場は、とにかくコミュニティが狭いので人間関係は一定の距離感を保つだけで十分です。
生徒の特性や性質を捉えられる
生徒との距離感はかなり最初の方では注意してきました。
いよいよ次の段階です。
次は「生徒の特徴を見極める」ことです。
授業をある程度回数をこなすと教員だけではなく、生徒も慣れていきます。
生徒一人ひとりの特徴がクラスの雰囲気をどのようにつくっているのかを考察したりできます。
もちろん、ほかの教員の意見も参考にしながら総合的に判断しています。
僕の勤務先だと、所属している部活のメンバーが少しでも固まるだけでクラスの雰囲気はそれに適応する流れがあるなぁと思いました。
それを机間循環に応用したりなんかもしています。
ぜひ参考にしてみてください!
日常のストレス解消法がついに!
実は、4月下旬からジムに行き始め、その効果が段々と現れ始めました。
通い始めて、最初は筋肉痛がひどかったり、イヤな時もありました。
しかし、通うに連れて、職場で悩んでいたことが一気にふっ飛び、ジムにいる時間が非常に自分にとって精神的な浄化をする貴重な時間であることに気づき始めました。
目標も立てるように日々の研鑽に磨きがかかってきました。
最近では食事にも気をつけ、自分を見つめ直すキッカケにもなりつつあります。
最後に
5月お疲れ様です。
とにかく何事も回数が重要だと改めて考えさせられました。休み方や授業のやり方、許職員や生徒との関わり方は実際に経験を積まないと何もわかりません。
6月も生き残れるように頑張りたいです。