Brain Campus

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【設定方法】Gスプレッドシートに図形でボタンを作成しGASコードを埋め込む方法

今回は、Googleスプレッドシート上の図形でボタンを作成し、スプレッドシート拡張機能「GAS(Google Apps Script)」のコードを埋め込む方法を紹介します。

 

GASの拡張機能の概要は、以下の通りです。

 

サービスの概要
  • Googleアカウントがあれば、誰でも無料で利用可能
  • GmailGoogleカレンダースプレッドシートなど、Googleのさまざまなアプリに利用可能
  • 自動化、アプリ間の連携など業務の効率化を実現
  • JavaScriptを踏襲しているため、WEBエンジニアには学習ハードルが低い
  • Googleアプリと外部アプリとの連携が可能

 

拡張機能なので、使えるように設定をする必要があります。一方で、設定方法も意外と簡単なので、すぐに試すことができると思います。

 

以下の記事に詳しく説明しております。

www.brain-a-campus.com

 

 

今回は、その作成したGASコードをスプレッドシートで作成した図形のボタンの中に埋め込むやり方になります。

 

 

 

 

[作成者:ます]
文系から情報科・数学科教員(2年目)

元塾講師6年 / 2023年度 第1志望校合格率 "71.4%"達成!(難関校合格あり)
高校数学・情報の教員免許取得!(元 科目等履修生[2年間])
文系で大学の情報学部に入学 / ITパスポート・基本技術者試験に合格!

 

目次
  1. スプレッドシート上に図形のボタンを作成する方法 
    • 準備
    • GASコードを図形のボタンに挿入する
    • 確認
  2. 最後に

 

 

スプレッドシート上に図形のボタンを作成する方法

準備

新しくスプレッドシートを作成

まずは、Googleスプレッドシートに移動してください。クリックすると以下の画面に移動します。

 

新しくスプレッドシートを作成するには赤丸を押してください。

 

この画面が開けたらOK

新しいスプレッドシートが作成できました。

 

 

図形をシート上に挿入する

コードを記入する

横に並んでいるツールの「挿入」を選択し、「図形描画」をクリックする

 

 

以下の画面が表示されたらOK

 

赤丸を押すと図形が選択できるので、お好みで選んでください。

 

 

文字を図形の中に入れたいときは左クリックを2回すると文字を挿入・編集できます

 

 

 

図形を編集出来たら「保存して閉じる」をクリック

 

以下の画面が表示されたらOK

 

補足:図形の拡大縮小

マウスで右クリックすると下のように図形の拡大縮小ができます

 

 

GASコードを図形のボタンに挿入する

ボタンが完成したら、次はGASコードを埋め込みます。

 

 

スクリプトを割り当て」を選択

 

 

以下の画面が表示されたらOK

 

スクリプトプログラムコードをまとめたものです。

下のGASコードの例を使って、割り当てについて説明します。拡張機能GAS(Google Apps Script)に移動すると分かりやすいです。

 

今回は「セル(A1)に『こんにちは』と出力」するコードになります。

 

コードは以下の通りです。


function myFunction() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getActiveSheet();
  var cell = sheet.getRange("A1");
  cell.setValue("こんにちは");
}

 

この中で、スクリプトは「myFunction」と書かれているところになります。つまり、プログラムコードをまとめている箱の名前と思ってくれると嬉しいです。

 

それを先ほどの「スクリプトを割り当て」に記入してください。問題なければ「確定」ボタンを押してください。

 

 

以下の画面が表示されたらOK

 

以上で完成になります。

 

 

確認

それでは、正常に動作するか確認しましょう。

 

しっかりと青い四角のボタンをクリックすれば、「こんにちは」と出力されました。

 

成功です!

最後に

設定、お疲れ様です!

いちいちGASに訪れ、スクリプトを実行するのがめんどくさい方にはオススメです。